以下字幕付きでお楽しみください








「ノボリさん、この子ギアステーションで飼いません?」


「……捨てていらっしゃい」


「ぴゅわぉん!(ノボリ酷い!)」


「えー!ノボリさんお願い、ねぇねぇこの子可哀想な子なんですよぉー!」


「きゅーん(そうだよ僕可哀想な子なんだよー)」


「箱に入って捨てられてたんです!拾って下さいって書いてあったんです!」


「ぴゅいーぴゅわわん、わぅ(段ボール箱見つけてきて文字書くの大変だったんだから!この手じゃペンもうまく持てないし!)」


「あ、ホラこの子も言ってますよ『ボクを捨てないで!』って!ほら!」


「きゅんきゅんきゅん(ノボリ僕ヲ捨テナイデー!)」


「…………ギアステーションに置かなくとも、あなたが捕まえてやったらいいではありませんか」


「そ…れはそうなんですけど、こんなちっちゃい子育てる自信ないっていうかー…?」


「きゅん!きゅきゅきゅいきゅい!……きゅっきゅー(ちょ、なまえおっぱい当たってるってばラッキー!じゃなかったやめてやめてなまえはれんち!……あ、僕いまポケモンだった、じゃあいいやわーいおっぱいおっぱい!)」


「捨ててきなさい!」


「えぇ!?ノボリさんなに怒ってるの!?この子が怖がっちゃうじゃないですかー!あ、ホラおびえてしがみついちゃって……かわいそうに、よしよし」


「きゅーん(なまえ貧乳!でも僕気にしない!)」


「いいえなまえ、その顔はおびえている顔ではありません…絶対に…!」


「ぴゅわおーぴゅいぴゅいきゅうぅぅ……(なまえーノボリがコワイヨー)」


「あ、ちょっと睨まないで下さいよぶるぶる震えちゃってるじゃないですか……小さい子に怖い顔しちゃだめですよノボリさん!」


「きゅっ!(なまえやさしいね、えへっ!)」


「………わかりました、えぇ、その子はここに置きましょう」


「え!本当ですか!ノボリさんありがとうございます!」


「ぴゅわぁん!ぴゅいーぴゅいピュイ(よかったー!正直このままポケモンとして生きていけって放り出されたらどうしようかって思ってたんだよノボリってば焦らし屋さん!ありがと!)」


「ただしわたくしが管理しますのでなまえは今後一切それに触らないように」


「えー!何で何でなんでですか!」


「きゅぴゅわぁぁん!(えーやだやだごつい男に育てられるよりまだなまえの方がいいー女の子がいいー!)」


「………なまえではそれを御せると思えません、わたくしにお寄越しなさい」


「そんなことないです、こんなにいい子じゃないですか!ねぇ?私だってちょっとくらいお世話できますからぁぁー!」


「きゅーっピュイきゅわんきゅわんぴゅぃ(そーだそーだ僕そんな悪い子じゃないよいい子できるよ!)」


「ほら、大丈夫って言ってますよ!」


「きゅ!ピュイ!(だよ!おっぱい!)」


「………本当にそれポケモンですか?」


「はぁー?何言ってんですかこれがにんじんにでも見えるって言うんですか?変なノボリさん!」


「きゅ…(の、ノボリってば変なとこで勘するどい!)」


「あ。しっぽちゃん、あんよどろんこですねー?お風呂入ろっか?」


「しっぽちゃん……?」


「しっぽ大きいから暫定しっぽちゃんです。今つけました」


「ぎゅっ(えー僕クダリなのにー)」


「はぁ、そうですか」


「一緒にお風呂はいろっか、って言ってもここシャワーしかないけど」


「なまえ、それオスですよ」


「………え、ノボリさんキモい……別にオスだっていいじゃないですか、ポケモンなんだし……」


「きゅー!!(何なにナニ、一緒にお風呂!?え、ほんとに!?どうしようまだ心の準備が、わーい!)」


「……駄目です!濡れタオルでも使いなさい!」


「なんでー!?別にお仕事サボるんじゃないですよ?わたし今休憩中ですよ?」


「そういう問題ではないのです、いいから一緒にシャワーはやめなさい」


「きゅーわぴゅーい(ノボリのけちー、僕がうらやましいんでしょ、うぷぷ)」


「んぎゃっ!?ちょちょ、あはは、しっぽちゃんドコ潜りこもうとしてんのくすぐった、あは、あはははは!」


「ぴゅーぴゅーいぴゅー(なまえーなまえーノボリがこわいよー)」


「…ッ離れなさい!」


「あー!ちょっとノボリさん、尻尾つかむのはダメでしょう、可哀想です!おろしてあげて!ちょっといたずらごころっちゃっただけじゃないですかー!」


「チラーミィにいたずらごころはいません!チラーミィの特性はメロメロボディかテクニシャンです!そしてこいつはテクニシャンです!」


「きゅっ(やーだぁテクニシャンだなんて褒めてるの?あはは!)」


「なるほどテクニシャン……道理で………ははーん、うふふふこいつぅ」


「は?………やっぱりこいつ逃がしてきましょう」


「え、やだやだ!さっきここで飼ってもいいよって言ってくれたじゃないですかノボリさんのいじわる!」


「きゅ!きゅい!ぴゅわわわわ!(ノボリのいじわる!嘘つき!いじめっこ!へたれ!腰ぬけ!チキン!)」


「捨てます!」


「なんでー!?」








「………の、ノボリのにわとり……ハッゆめか」


「なんですかあなたどんな夢見てたんですか」


「ノボリさんがから揚げになる夢ですか?おいしそう」


「やめてください気持ち悪い」









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