伝えるクダリさん







≪ゆでたまご≫


「は?」


≪どっちがすき?≫


「…は?ていうか何で筆談なんですか?」


≪ぼくきみがすき≫


「へー。私白身が好きです」


「…………」


「クダリさーん?」


「…大体予想はしてた」


「はぁ」


「君って本当に、もう、空気読めってやつだよね」


「えー」


「別にいいけどさ…」


「あっクダリさんが黄身好きで私が白身好きだから二人で分けたら丁度いいですね!」


「ん?」


「ゆでたまご一個、私が白身たべてクダリさんが黄身たべて、はんぶんこー」


「………えへへ…」


「え、何笑ってるんですか、変ですか?はんぶんこって使うのおかしいですか?」


「んーん、おかしくないよ」


「ほー?」


「えへへ」


「クダリさんその笑い方ガキくさいです」


「空気読んでよ」











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