ナルシストーキングノボリさん









「お待ちしておりました!あぁ、やっと、やっと……!どうやら運命の女神はわたくしたちをどうあっても引き合わせたい様子…。ナマエさまの生涯の伴侶として選ばれたわたくしは何と幸運な人間でしょう!いえ、何もおっしゃらないでください。わかっております、確かにわたくしにはそれなりの立場と言う物もありますし、決して、決して自慢するようなことを申すわけではありませんが、それなりに多くのファンもついております。嫉妬の波をかいくぐるのは容易ではないでしょう…しかしながら、そんな障害をともに乗り越えてこそパートナ…ちょっと、どこへ行かれるのですか?待って下さいまし、話は終わってな…あ、そうでした。わたくしとしたことが…これを早くお渡ししなかったから怒ってしまわれたのですね?フフフ、何とお可愛らしい方でございましょう!はい、どうぞ受け取ってくださいまし。本当はもっとムードのあるところでお渡ししたかったのですが…。給料三カ月分が相場だそうですね。え?なんでございますか?指輪でなくBPをよこせと?おやおや照れていらっしゃるのですね、スーパーブラボー!その可愛らしい表情、他の男には見せないでくださいまし、わたくしだけに…あ、お待ちくださいまし、左手を出して下さい!何故避けるのですか?ナマエさまはわたくしがお嫌いなのでございますか?……………………あぁ、そうでしたね。一番大事なことを言い忘れておりました。まずは自己紹介が必要ですよね。本日はバトルサブウェイご乗車ありがとうございます。わたくし、サブウェイマスターのノボリと申します」









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