よっぱらってクダを巻く








「そろそろノボリの胃がねじ切れそう、初詣とかみんな日をずらして行けばいいのに」


「駅員がそんなこと言っちゃダメでしょう……頑張ってください、今年は他人事なのできれいごと言いながら応援してますね!」


「ひどい!ひどい!」


「今年ももちろん大みそかは終電なしでトレイン走らせるんですよね?」


「そう……かきいれ時だもん、みんな普段からこれくらい駅を使ってほしいよ」


「ソーデスネー」


「いちばんありがたいのはバトルしに来てくれることだけどね!」


「ですよねー」


「そういえばさ、知ってる?このあいだ僕ねテレビ見てたらさぁー遠い地方のバトル施設の特集やっててさぁ、そこにたむろってるトレーナーがね、やけに見知った顔ばっかりで」


「あぁ、あれですよねー、カロス地方のバトルハウスだか何だかの」


「そう!……もう……落ち込むよね……最近道理で乗車率減ってると思ったんだよ……」


「あーあーあー……元気出してくださいよクダリさん、わたしたちの本来の役割はイッシュのインフラじゃないですか」


「それって僕のアイデンティティの否定!かなしい!」



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