≪ガ…ピ……ただいまより昼食休憩に入ります。午後のプログラムは1時半より開始されますので、生徒の皆さんは10分前にグラウンドへ集合していて下さい………ガガッ≫


「メシだ!」


「暑い!太陽に殺される!早く教室いこー」


「あ、ちょっとナマエ水筒忘れてるよ、持ってかないの?」


「ふっふー、いいんだ私今日水筒2本持ってきてるから!あっちにもう一本置いてあるの!」


「え、それ重かったんじゃない?」


「まぁねー、でもほら喉乾くと思って!」


「そうだなぁ…俺もう1L飲みきっちまったし」


「早っ!それ午後どうすんのトウヤくん、ちょっと分けて上げようか?麦茶だけど」


「うわートイレすごい混んでるわねー…」


「あ?いや、自販機で買うし」


「手どこで洗おっか、トウコぉ」


「………自販機!そういえばそんなものがあったね…!じゃあ重いの2本も持ってこなくてよかったかも…」


「ウェットティッシュ持ってきてよかったわ、ベルにも分けて上げる」


「用意いいー!ありがとぉ」


「ハッばっかでー。つーことで俺飲み物買ってくるわ」


「あ、ボクも行く」


「くそー自販機…くそー」


「ナマエ、ええっと毎年体育祭の日って自販機売り切れ続出だし、多めに持ってきて正解だと思うよぉ?……はぁい到着ー!座って座ってお弁当食べようよぉ、ねっ」


「そうよ、飲み物持ってきて損は無いわよ!あっちょっと待ってナマエ、ウェットティッシュ持ってきてるから手拭いて!」


「うー」


「ただいま」


「早ッ!?何、もう買えたの!?」


「いや…ほとんど売り切れで………あったかいココアしかねーんだよ」


「だろうね」


「え、じゃあやっぱり買えなかったんだ…ドンマイ」


「いやでも別に構わねーんだけどな、なーN」


「そうだね」


「どうして?喉乾くだろ?」


「いちいち水道のとこ行くの?あ、水道のを水筒にいれるのー?」


「似たようなもんだけどな」


「ボク粉末タイプのア○エリ○ス持ってきてるんだよ。一箱」


「メロンパンを交換条件に俺はアク○リを入手した!レベルが1上がった!」


「いやレベル上がってないだろ別に」


「別にメロンパンいらなかったんだけどね、ボクは」


「いーじゃん、メロンパン安かったんだからさ。お礼だお礼」


「ねーねー、それって水道水と混ぜて作るの?」


「ん?おお、そうじゃね?」


「じゃあ冷たくないアク○リになっちゃうんだね…ぬるい○クエリ…うわっ」


「……まぁいーだろ」


「どっかで氷貰ってくるとかはぁ?」


「あ、そうだな!N、保健室行って氷嚢用の氷貰ってこようぜ。お前も作るだろ、アク○リ」


「あれって摂取して大丈夫な氷なのかい」


「いんじゃね?」


「保健室?だったらアクエ○じゃなくてコーン先生に紅茶もらえばいいんじゃないのー?淹れて下さいって言えば嬉々としてくれるよ?多分水筒にもどばどば入れてくれるよ」


「そ…うっせー!俺はア○エリが飲みてーんだよ!オラN行くぞ!」


「ナマエがコーン先生のちょー美味しいお菓子久しぶりに食べたいなって言ってましたって言っといて!そんでお菓子貰ってきて!」


「わかった、これからはちゃんと理数系科目もサボらず出席します今まで入り浸ってごめんなさいってナマエが言ってたって伝えとく」


「ぎゃーやめて!」







昼食休憩





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