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「ナマエ、しましょうよ」
「しませんよ」
「何でですか？」
「何でって…むしろなんでオーケーすると思ったんですか。わたし付き合ってもいない人とそういうことする趣味無いんで」
「じゃあ付き合いましょうか」
「付き合いません」
「どうしてです」
「自分のこと好きでもない人と付き合う気ないです」
「好きですよ」
「処女がでしょ」
「そうございますが」
「じゃあどうぞわたしに構わずそこらへんのバージン漁ってきて下さい」
「もうここいらのは食いつくしました」
「うわ最低！」
「ちょっとノボリいい加減にしなよナマエになんてこと言ってるの」
「愛の告白ですが何か」
「何かじゃないよ処女処女言って」
「うわーんクダリさぁんノボリさんがクズいんですよぅ処女厨なんですよぅきもいよー」
「キモくありません、純潔を尊んで何が悪いのです」
「よしよし、ナマエかわいそうに。でも女の子が処女処女言うのはやめようね」
「クダリ、ナマエから離れなさい！生娘に抱きつくなど無礼千万極まりない！破廉恥ですよ！」
「破廉恥とかノボリが言えたことじゃないよね！」
「ノボリさんの方がはれんちのクセに！どうせいつもえろいことしか考えてないんでしょう！」
「男ですので」
「…………」
「ち、ちがう、ナマエ僕は違うよ、そんな怯えた目で見ないで」
「脳内えろえろですよえろえろ、男はみんな」
「ナマエちがう、誰でもそんなんだとか思わないで！」