ごっこ遊び
「っあ、は、ぅ、……っけが、ない……?ごほ、は、ぁは、良かった、君が無事ならそれで、っふ、げほ」
「く、クダリさん…クダリさんっ、駄目だぁぁぁぁぁ!寝るなぁぁ!寝たら死ぬぞー!!」
「違う!違うよ!そこはイヤァァァァクダリさん死んじゃだめぇぇぇって言うとこだよ!!」
「おっといけねー間違えちゃったです、もういっかい!」
「む、オッケー!はいさんし、……うっもう僕は駄目だ、でも、でも……君を守れて…よかっ……」
「クダリさん……クダリさんしんじゃだめー!!」
「ぁ、最期に、さいごにふたつだけお願い、僕のこと忘れないで、お願いだよ、忘れないでね、それで、」
「おぉぉクダリさん!なんてこと!しんじゃだめですよぅオロロロロン」
「それから、最期に、最期にね、」
「最期なんていわないでっクダリさんっ死んじゃだめーっ!」
「ちゅーして」
「調子に乗るなよ」