名前:初美
16歳

燐火の屋敷に住み込みでメリー・ルゥのお世話係をしている使用人。
普段はとても穏やかで一歩引いた態度を取っているが、家の重圧やら
様々抱えているストレスが爆発しそうになると滅多にないが頭を抱えてその場にうずくまる。
その心を荒ませているのも癒しているのも兄であるいよの存在。
実家ではいよは居ないものとされていて、やっと生まれたまともな子が女子で
しかも忌み嫌われる色違いであったが、兄よりはましだと初めて生まれた子として
名づけられたので彼女は自分の「初美」の名も嫌っている。


「兄(あに)様、今朝はお天気がいいですよ、お散歩に行きましょうか」
「あ、あ、メリー様が、あにさま、が、みんなみんな!私は!初美として生きたいの…!」






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