呼び名:古杣[ふるそま]
推定20代
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神出鬼没の吟遊詩人。気障だけど歌の評判が良く、今は闇市に滞在している。
甘い声は男女問わず惹きつけて同性にも惚れられ易いが本人は色恋沙汰にはとても鈍くて疎い。
しかし無意識に口説き文句を発するのでたちが悪い。
実は片方の目が悪く、それで徴兵を免れたので村八分状態になって出て行った先で空襲に遭い
家族を亡くし、あまり良くない仕事でお金を稼いできて、今はそんな者も受け入れる闇市が
とても心地よいのが長く滞在している理由。
普段はどこか浮いていて真実味がない存在だが、過去の話をするときは少し寂しい表情が読み取れる。
「やあ。今日も聴きに来てくれたのかい?本日もとっておきの唄を聴かせてあげよう。」
「ふふふ。君に喜んでいただけると僕も嬉しいよ。」
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