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クロロ×イルミ×ヒソカ 女体化注意 「甘味の罠」の続編









「お前が我が身可愛さにオレを売ったことを責めるつもりはない。……ただ、コレを、男に使ったらどうなるのか――オレも興味が湧いたんだ」
「そう言うわりには、目が鋭いんだけど」
 場所は生物室。
 机の上にきつく縛り付けられているヒソカを、クロロとイルミが見下ろしている。
 ヒソカがこうなるに至った経緯は、先日、クロロがイルミに拘束された時とまったく同じだった。「ゾルディック家執事長特製のケーキ」にやられたのだ。
「じゃ、始めようか、クロロ」
「ああ」
 ふたりは、電動マッサージ機を一台ずつたずさえていた。
 ヒソカが片眉をつり上げた。
「ちょっと待ってくれ。二台も使うの?」
 これに対して。黒髪の美人女子高生たちは二人同時に「まさか」とのたまった。
 片手に、もう一台ずつ。計、四台だ。




2012/12/24
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