辱めの報復 2
ヒソカ×イルミ×ヒソカ 女体化注意 続・仕返しされるヒソカ









 ヒソカは、窮屈な体勢のまま、ペニスバンドでイルミに犯されている。
 挿入の前に塗られた軟膏のおかげで、肛環は傷つかずに済んだ。痛みもない。むしろ、気持ちが悦いくらいだ。媚薬も混ざっていたのだろう。ヒソカの男は、完全に反り勃っていた。頭上で両手足を一緒に拘束されているため、揺さぶられる度、ピッ、ピッと、先走りが顔めがけて飛んでくる。
 イルミが軟膏を塗ったのは、ヒソカへのいたわりの気持ちからではなく、あくまで、彼の男としてのプライドを砕くためだ。曰く、
「女にお尻犯されて感じるなんて、男として恥ずかしいだろ」
 どうやら顔に出さないだけで、前回の「プレイ」に対して、彼女は相当怒っているようだ。
 一方、ヒソカも、最初こそこの仕返し方法に少し驚きはしたものの、
(イルミが相手ならこういうプレイも面白いかも)
 と、納得している。
 イルミとはいつも、こういう妙なところで利害が一致するんだよねェ――と、ヒソカが思っていると、彼女の手が性器に触れた。肉竿を握られる。上下に擦られる。
「こっちも、一度も触ってなかったのに、こんなにパンパンにしちゃってさー」
 手淫とピストンの同時責め。身体がより熱くなる。呼吸がはやまる。
 そして、綺麗に整えられた爪に、鈴口を強くほじくられた時だ。
「んん……ッ」
 鋭い快感が下腹部を襲った。爪戯の刺激に促されるまま、ヒソカは吐精した。
「……う」
 射精の直前、ヒソカは眼を閉じた。
 体勢のせいで、自身の吐き出した精液を顔で受けとめるハメになったのだ。
 イルミの手がヒソカの顔に触れる。手のひらで、白濁の粘液を彼の顔へ塗り伸ばしていた。
「ほら、口開けて」
 精液まみれの指を口に突っこまれる。
「どう? 自分の味は。おいしい?」
 指を引っこめて、イルミが問う。
 ヒソカは、ゆっくり瞼を開けて、こたえた。
「ボクの味は、キミが一番知ってるだろう?」




2012/12/18
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