「あら...アンのお兄さん」

「.........いつも通りエースって呼べよナミ」

「噂には聞いてたけど本当にシスコンだったのね」

「.........どんな噂だよ」

「シスコンでブラコン､なんてエースの彼女になる人も大変ね」

「おれはいつからブラコンになった！？」

「従弟のルフィにも同じカンジじゃない」

「あれは論外だろ」

「ええまあ論外ね｡ルフィ自体が気にしてないわけだし」

「はァ...」

「あらやだ溜め息とか...ああ､うっかりすっかり忘れてたけど今度の休日に跡部くんと忍足くんと飲みに行く約束したのをアンに伝え忘れてたわ」

「何！？」

「ああ！それをうっかり間違えてエースに伝えちゃったわ」

「.........わざとだろ」

「私で止める？それともアンで止める？」

「.........」

「私...余裕でアンを連れ出せるわよ？」


VS ナミ

「.........はァ」
「あのさ､私の部屋来て溜め息とか止めてくれる？」
「お前...今度の休日何か予定あんのか？」
「ないけど？」
「.........そうか｡よし､ルフィ誘って遊園地でも行くか！」
「え？本当？それってエースの奢り？」
「.........お､おう」
「なら行く！あ､ルフィにも連絡しないと！！」

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