誰も慰めてくれないのに、誰もわかってはくれないのに。それでも求めてしまっていたのも、どこかで諦めたようにしていたのも、紛れもなく僕で。その矛盾してる自分が誰よりも嫌いで。誰かとの繋がりを求め、恐れていた。一体僕は何がしたい?どうして欲しい?そんな自問自答、いや答えなんて返したことなんて一度もなかった。ただの自問を繰り返す日々。



「柑子君、大丈夫だよ」



人間とはこれほどまでに単純な生き物なのか。一筋の光があるだけでこんなに変われるものだったのか。一筋、違う正しくは五筋だ。ああ、だからこんなに明るいのか。僕の回りは光で溢れているよ。僕を変えてくれたのは君たちだよ。ありがとう。







あんまりこういうのって恥ずかしいけど
(本当に、ありがとう)







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