殿方達と恋をする | ナノ









灰色の分厚い雲が厳島の空を覆う



そんな気分も沈んてしまいそうな日に、大谷吉継とその妹 夏姫は当所領主 毛利元就の元へと足を運んでいた

輿に乗りふわりふわりと浮いている兄 吉継の後ろをせかせかと歩いて付いて行く妹 夏姫


その光景はまるで、親鳥と雛鳥の歩行である




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