「メリークリスマス!」
一年生とメリークリスマス!2!
「月島くんと山口くんもどうですかっ」
「もしかして名無先輩の手作りですか?」
「はい。すみません私なんかの手作りで」
「いや、なんでそこであんたが謝るの」
「すみません…」
「ツッキーへのクリスマスプレゼントですよね?」
「…え?あの、山口くん、最初の私の台詞聞いてましたか?」
「山口馬鹿なの?この人が誰か一人の為だけに差し入れすると思うわけ?」
「え、だってツッキーだし」
「意味わかんない。部員全員に、でしょ?」
「は、はい!ですから山口くんも是非食べてくださいね、お口に合わなかったらすみません」
「あんたさっきから謝ってばっかりですよ、先輩」
「あああ、すみません…っあ」
「…まあ良いや、いただきます。ほら、山口も」
「いただきます!」
「あ、どうぞ」
「うわっこれ美味しい!ね!美味しいねツッキー!」
「…まあ、普通に美味しいけど」
「わああそれは良かったです!ありがとうございます!」
「だから、なんであんたがお礼言ってんの」
「?」
「…まあいいや、ありがとう。メリークリスマス」