七通目
はたけカカシ様
トンボが飛び始め、秋の足音が聞こえてきそうです。
毎日沢山のお薬を飲む以外は、元気な体になってきました。
少しだけなら車椅子を自分で漕ぎながら、病院の庭を散歩できるようになりました。でも、すぐにバテるので、看護師の方に押してもらってますが。
ナルト君が結婚!それはビックリです。私の中では、少年のままですから。私も、受け継がれて行く流れの中に入りたかった。貴方のように、波風さんから受け継いだものを、ナルト君達にバトンタッチしたように。この体が、元気だったらなと思う事が何度もあります。普通であったなら、貴方と同じ忍の道も諦めずに済んだでしょう。
ごめんなさい。私ったら、少し感傷的になってますね。貴方に会いたい程寂しいからという事にさせて下さい。いえ、寂しいからです。
追伸
実は、夢の中では貴方が隣に居てくれたと思っています。恥ずかしくて書きませんでした。本当に貴方が、隣にいてくれたらなぁ。
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