>> 06 名前さんが嬉しそうに白石先輩に貰ったネックレスを見せてきた。 あーあ、とうとうほんまに別れさせなアカンな。 「可愛ええっすね。名前さんが好きそうや」 「でしょー?しかも蔵、次の日も泊まってったんだよ」 「ふーん、珍しい事もあるもんやなあ。まぁ誕生日やからそれくらいはして当然やと思いますけど」 「それでね、更に珍しい事に何回もしちゃって」 「へー、部長は淡泊やと思ってたんやけどなあ」 …ムカつく。会って早々白石先輩の話を延々とされる。名前さんは俺の気持ちに気付いてないから仕方ないんやけど。あー、それにしてもウザったいわ。今日の名前さんは。早く黙らしたろ。 嬉しそうに白石先輩の話を続けようとする名前さんの唇を塞いで遮った。なんやほんまにイライラする。そんな一日大事にされただけで勘違いしてたらアカンで、名前さん。 あいつは、名前さんを裏切ってるんやから…。もちろん、アンタも。 「んぅ、ん…、ひか…っ」 「俺があげた指輪、よう似合ってますわ」 「ん…、ありがと…」 「…何やこれ」 名前さんの服を脱がすとたくさんの赤い跡が目に映る。俺がこの前こっそり付けたキスマークにも新しく上から同じものがつけられてる。 ふーん、なるほどな。キスマークや指輪に気付いて名前さんを独占しようと思ってたんか。 「蔵があの日いっぱい付けたの。キスマークなんて付けられたの初めてだったから、びっくりしちゃった。しかもこんなにいっぱい」 名前さんは嬉しそうに笑う。その瞬間、俺の中のどす黒いモンが弾けた気がした。 いつも優しく抱いてやってたけど、今日はそんな気になれへん。名前さんの両手首を片手で押さえ付けて、白石先輩がつけた跡の上から白い肌をキツく吸った。 「ひか、る…!?ちょ、と…、それはダメっ」 「何でや…?白石先輩の跡に重ねるからバレないっすよ」 「ん、そ、じゃなくて…、」 どうせ白石先輩が付けた跡を消されたくないからやろ。そんなの知らん。とにかく今は名前さんの中に俺の存在を植え付ける事で頭がいっぱいだった。 「や、ん…ひかる…っ」 でも乱暴には出来るだけしたくないから、いつものように胸を優しく揉んで、下も充分に濡らした。名前さんの中は狭いからめっちゃ濡らしてやらないと痛いって言うから。 「入れるで…っ、」 強引にキスマークをつけてみたものの、やっぱり乱暴には出来なくて。中を緩く突くと名前さんは甘い声を上げた。 「はあっ…、あっ…」 「何や、気持ちええっすか?」 「う、ん…っ、きもちい…いっ」 「ほんま素直やなあ、名前さんは」 そんなところも大好きやで。 名前さんの腰を掴んで奥をぐりぐりと刺激する。 「ん、あ…っ光、いっちゃ、うぅっ…! 「ええよ。なんぼでもイキや」 名前さんが一回イったトコで俺はベッドに寝そべって名前さんを上に乗せる。騎乗位なんて滅多にせえへんから、名前さんは顔を真っ赤にして驚いていた。 「やだ…恥ずかしいよ」 「名前さん、後でもっと気持ち良うしたるから俺を満足させてや?」 ホンマは名前さん中に入ってるだけで大満足なんやけど。恥ずかしがって腰振るヤラシイ名前さんも見てみたいしな。 「ん、んっ…、こう…?」 「あー…、めっちゃ気持ちええっすわ…」 「光の、おっきくて…っ、きもちい…っ」 「うわ…、エロいっすよ名前さん…っ」 イキそうになったから起き上がって名前さんを押し倒す。まんこがいきなり締まってその締め付けに耐えられなくなって、ほぼ同時にイった。 「ん、あああっ…!」 「…っく、は、あ…」 イク寸前に名前さんの腹に精子を吐き出した。あの日みたいに意識が朦朧としてへんから中出し出来なくて残念やけど、またそのうちチャンスはいっぱいあるしな。それまで我慢や。 そのあと何回もセックスしたせいか名前さんは疲れて眠ってしまった。正直俺は全然足りてへん。自分でも絶倫なんやないかと疑ってしまう程に。名前さん限定やけど。 寝てる名前さんの顔を見たらムラムラしてきて、気付いたらまたちんこはビンビンに勃っていた。 しゃーないから一人で抜く事にした。名前さんの手を借りてちんこに持ってって、自分の手を重ねて扱いた。 「はあ…っ、あっ、あ、名前さん、名前さん…、イクっ…」 名前さんの顔や胸に射精した。手も俺が出したカウパーでどろどろや。 …あ、ええ事思いついた。 自分の携帯を手に取り名前さんの精液まみれの顔や体の写真を撮った。 俺のちんこを握らせてる写真や動画も撮った。次はハメ撮りしたろ。たぶん名前さんめっちゃ拒否るんやろうけど。 ついでに名前さんの指輪を薬指に嵌めさせて、俺も自分の左手薬指に指輪を嵌める。 ほんまはペアで買ってたんやで、この指輪。でも今はまだ名前さんを困らせるだけやからまだ内緒にしとかんと。 お互いの左手を絡ませ、キスをしている写真も撮った。もちろん、お揃いの指輪がはっきりと写るように。 20110414 prev//next |