ぼくのほんとうのきもち 今日も結人の家。英士、俺、結人、名前。いつもの4人。名前が結人のを一生懸命しゃぶっている。 「ちんたらやってんじゃねーよ、そんなんじゃイけねーよ」 そんなわけない。名前のフェラテクはずば抜けているのだから。試合に負けたせいで結人がイラついてるのが分かる。 「英士、ちょっと来てみ」 「何?俺も最初は口がいいんだけど」 「俺の次に代わるから。…で、今日はコイツのアナルを開発しようと思う」 「…!?」 「…へぇ」 名前が驚いたような顔をして結人を見た。この反応からするとあっちの方はまだ処女って事だろう。 結人はベッドの下からローションを取り出して英士に渡した。名前は結人のちんこから口を離してその様子を呆然と見ていた。 「ほら、力抜いて」 英士がローションを自分の指に垂らして名前のまんこやアナルをゆっくり撫で始めた。 「……っ、や、嫌ぁっ!やめてぇっ、」 英士が指を入れようとしたその時、思いの外名前が嫌がった。涙目でシーツを掴んで必死に英士の手から逃げようとしていた。 「お前さ、ペットのくせに主人の命令に背くわけ?」 機嫌を悪くした結人が名前の顎を持ち上げて顔を無理矢理上げさせた。 泣いている名前を見てられなくて俺は目を背けた。もうやめてくれ。こんなに嫌がってるのに。結人が無理矢理アナルに指を入れようとしたその時。 「結人、ストップ。俺こういう趣味ないし、無理矢理するのとか萎える。」 「何言ってんだよ英士」 「こんなに泣かれたらさすがに無理でしょ。俺レイプとか嫌いだし。今日はこれでお開き。ほら、立てる?」 英士は名前に服を着せて手を掴んで立たせてやった。 「おい英士、まさかお前ペットに惚れたとか?」 「そんなわけないでしょ。ただこれがトラウマになってもうこの子が来なくなったら、性欲処理に困るし。」 「ふーん…」 「馬鹿な事言ってないで一馬と結人、自分達の性処理してくれるヤリマン女でも呼べば?」 「おっと、そうだったなって…英士帰んの?」 「うん。この子送ってく。もう今日は勃たないと思うし」 英士は名前の手を引いて部屋を出た。俺と結人、二人の間に沈黙が訪れる。が、先に口を開いたのは結人だった。 「あいつ…マジで惚れたんじゃね?」 「…んな事どうだっていいよ。早く女呼ぼうぜ」 何故だか凄くイラついて、結人が呼んだ女をめちゃくちゃに抱いてやった。 何で英士なんだよ。 何でこんな女なんだよ。 「はぁ、あんっ、もっと…!」 違う。 お前じゃない。こんな声聞きたくない。 「一馬、好き…っ」 お前に好きだなんて言われたくない。吐き気がする。こんな汚い奴に… ああそうか 俺は、名前が好きだったんだ 英士にも結人にも誰にも取られたくない。俺だけの名前で居て欲しかったんだ。 『あたし一馬と結婚したいな』 もう叶わない、遠い約束。 20111001 戻る |