雅治が、目の前に居る。

この人から離れたくてみんなに内緒で転校までしたというのに。こんなに簡単に見つかってしまった。


「名前、とりあえず立ち話も何じゃ、お前んち上がらせてもらうぜよ」

「や、やだ…、何言ってんの…」

「本当は俺に犯されたいんじゃろ?前みたいにまんこの中、ちんこでガツガツ突いて写真撮られたり大人数に犯されて…」

「やめてよっ!」


バチン。

雅治の頬を叩いた。けど雅治はニヤリと笑って、私の腕を引っ張った。


「お仕置き、じゃな」


雅治に強引に腕を引っ張られて、マンションの裏の公園に連れて行かれた。

いきなりスカートを捲られ下着を下ろされ、雅治の指が中に入ってきてめちゃくちゃに掻き回される。


「やあ、ちょっ…、んっ…、や、めてっ」

「五月蝿いぜよ」


抵抗したら、手首をネクタイで縛られてそれを木に吊された。ぐちゅぐちゅと卑猥な音が耳に入り、不覚にもあたしはそれに興奮してしまった。


「さっきヤったばかりじゃき、名前のまんこもうヌルヌルぜよ。もう我慢できん」

「やだぁっ、やめ、あああっ!」


後ろから一気に挿入された。いきなり激しく抜き差しされて意識が狂いそうになる。

やめてやめてやめて。

体がおかしくなりそう。犯されてるのに、感じてしまう。むしろもっともっと、って体が言ってる。


「あー…っ、相変わらずの締めつけ、じゃなっ…」

「あっ…、ん、ひあっ…」

「もっとして欲しいんか?腰動いちょる。」

「や、違っ、あ…」


雅治の動きが更に激しくなるって、大きなぺニスがあたしの良いところを刺激してくる。


「ああっ!そこ、だめぇえっ!」

「ここじゃろ?名前のええトコはっ…」

「あっ、ああっ…、や、もう、ああぁっ…!」

「っ…!」


ほぼ同時に達した。雅治は満足そうに笑い、あたしの中からぺニスを引き抜く。中に入りきらなかった精液が地面にぽたぽたと落ちた。


「お前は俺から逃げられんよ、大人しく俺に従いんしゃい。」


そう言って携帯を取り出して写真を撮られた。あたしがお尻を突き出して、アソコから精液を垂れ流してるその写真を見せられる。


「言う事聞かんと、昔の写真もお前の学校に写真ばらまくぜよ。」

「なっ…!」

「それ、氷帝の制服じゃろ。この前は全く気付かんかったけど、ブン太がお前さんを氷帝で見かけたらしくてのう…」


バレていた。何もかも。詰めが甘かった…雅治をナメてかかっていた。


「俺が連絡したら必ず来るんじゃよ?無視したら…どうなるか分かるよな?」

「…わかった。」

「そのうち立海に戻る手続きもしちゃるから。名前は俺から逃げられんよ…」


あたしの手首のネクタイを解いて、雅治は帰って行った。

何で、どうして。

あたしは雅治が怖くて逃げて来たはずなのに…もうあんな風なセックスはしたくなかったのに…体は雅治を求めてしまった。こんな自分が凄く嫌になった。



あたしは、雅治が言うように、セックスに依存してしまっているのだろうか。





20101104



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