仁王くんに押し倒されて両手首をネクタイで縛られた。抵抗したくても全然敵わない。一回蹴ろうと試みたけどすぐ足を掴まれて、しかも足を思い切り広げさせられた。あたしの足の間に仁王くんが入っきて、ズボンのベルトを外していた。
嘘でしょ?あたしこのまま犯されちゃうの?初めてがこんな風にされるなんて…絶対いや。
怖くて泣きそうになった。でも必死に堪えて、仁王くんを睨む。
「そんな泣きそうな目で睨まれたら益々欲情するじゃろうが」
そう言いながら、下着の割れ目をなぞる仁王くん。あたしの体がビクン、と跳ねた。
「まだ濡れとらんね」
「ひっ…!」
仁王くんの指が下着の中に入ってきた。尿道を触られて、中に指が中に入ってくる。
「あ、んんっ…!」
指の数を増やされ、中で動かされる。痛くて気持ち悪い。仁王くんがいきなりズボンと下着を一気にずり下げて、ぺニスをアソコに擦り付ける。
こんなに大きくて反り立ってるものが、本当に中に入るの…?
「力、抜きんしゃい」
「やっ…!」
仁王くんが少しずつ中に入ってくる。痛くてちぎれるんじゃないかってくらい、仁王くんのぺニスは質量が大きい。
「お前さん、やっぱり処女か。締まって気持ちいいぜよ…」
「やあぁっ!」
いきなり奥を突かれる。
あたしは全然気持ち良くなんてない。痛くて怖くて、早く終われとただひたすらに願うばかりだった。
「ん、はあっ…、んんっ」
仁王くんの動きが激しくなるにつれて体の奥が疼いて、電流を流される感じになる。
「お、イきそうなんか?」
「わ、わかんなっ…、あっ、ひ、ぁぁっ!」
「イったみたいじゃな」
体がおかしい。全身に電気が流れたかと思うと急にふっと力が抜けた。これが、イクって事…なの?
仁王くんはまた律動を開始して、ぐちゅ、ぐちゅと自分のアソコから出る音に耳を塞ぎたくなった。快感と恐怖が入り混じって、もうあたしには喘ぎながら泣く事しか出来なかった。
「あー、出るっ、出る…!」
「や、あっ!中、は、やめ…っ…、ひ、ああっ!」
仁王くんの体がビクビクと奮え、中に精液を出されたのが分かった。仁王くんは数回腰を深く押し付けてからぺニスをあたしの中から引き抜いた。
「ひ、どい…何でこんなこと…」
「だから言ったじゃろ。お前に見られてたせいで気になってあの女とヤれなかったんよ。それでお前に代わりに抜いてもらっただけじゃ。」
「な、にそれ…」
最低だ、この人は。あたしはこんな理由で好きでもない男に処女を奪われたのだ。
「そうじゃ、忘れとった…」
突然そう言ってポケットから携帯を取り出して、あたしの足を再度開かせる。
カシャ。カシャ。
カメラの音が何回かしてこの姿を撮られているんだと気付いたあたしは、また必死に抵抗するもやっぱり敵わず、写真を撮られ続けた。
「まさかこんないい写真が撮れるとはのう…、明日の学校のヤツらの反応が楽しみじゃ」
「なっ…!それ、誰かに見せるつもりなの!?」
「こんないい写真一人で見るには勿体ないぜよ。手始めにテニス部の連中にでも…」
嫌だ、やめてやめてやめて。あたしはどうすればいいの。処女を奪われた上に醜態をみんなに晒すことになるなんて…
「お、お願いだから…誰にも見せないで…。何でも、するから…」
「…何でも?」
仁王くんがニヤリと怪しく笑って、あたしの髪を掴んで自分の方に引き寄せた。
「じゃあ苗字、俺の女になりんしゃい。」
これが地獄への始まりだった。
20101021