忍足くんとはそのあとサイゼでミラノ風ドリアと小エビのサラダとアイスをご馳走になって、別れた。

こんな時でも考えるのは跡部のこと。ちょうど学校終わった頃だよね。今日は部活も休みだし今頃何してるんだろう。

一応サイゼ居る時に「暇?」ってメールはしたけど、なかなか連絡がつかない彼の事だから、きっと返事が来ないのだろうと予想していた。

完璧な片思いで遊ばれてることなんか分かってる。それでも私は跡部を愛してしまった。14番目でも何だっていい。体だけでも私を必要としてくれるのが嬉しかった。


「…あれ」


珍しく入った携帯のメール。開いて見たら差出人は跡部景吾。


「…うそ」


内容は暇になったからいつものホテルへ来いとの事だった。

一日に2回も会うなんて初めてなんだけど。嬉しすぎてニヤニヤしながらいつものホテルへ向かった。私は馬鹿な女なのかもしれない。こんな事で一喜一憂しているし、本気で跡部にハマってる。でも、しょうがないじゃん。好きになっちゃったんだから…










「跡部ー、きたよー」


チャイムを鳴らしたら跡部がドアを開けてくれた。いつもきっちり着てる制服は着崩されていて、緩めたネクタイから覗く鎖骨にドキドキした。私、鎖骨フェチかも。跡部限定で。


「そこで脱げ」


跡部はベッドに寝転がりながら私に目の前で脱ぐように指示した。しかも立ったまま。ストリップショーってことですか。跡部も好きだよね。

シャツとスカートと靴下を脱いで下着姿になってベッドに座れば、跡部に脚を掴まれて開かされた。


「アーン?もう染みになってるじゃねえかよ」

「だ、だって…」

「脱いでるところを俺様に見られて興奮したか?それとも…俺に会うだけで濡れんのか?」

「メールもらった時から、だと思う…」

「この淫乱が。そんなにシたいんだったら、俺様を誘惑してみろ」


そう言われた私は、自分で下着の上からクリトリスを撫で、肩紐をずらしてさらけ出された胸を揉んだ。


「ああっ…、あっん…」

「今度は直接触るんだ。俺に見えるように、まんこしっかり開いて弄れよ?」


跡部の言う通り、指でおまんこを拡げて、もう片方の指を中に入れて激しく擦った。


「ああっ…、んっ、ああ、い、く…!」

「イクとこしっかり見せろよ…」

「あっあん、見て、名前のおまんこイクとこ、見ててぇ…っ、ああぁっん!!」


跡部に見られながら、私はオナニーをして達してしまった。

跡部の満足そうな顔を見たら少しだけあった切なさだとか、羞恥心だとか、そんなものはどこかへいってしまった。



(あなたが喜ぶなら…私は何だってする)





20110730





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