「は、…んんっ、ああ、気持ちいいっ」

「めっちゃ濡れてんで。せやけど指2本で限界やな」

「あっ、ん…、もう入れてっ」

「入れて欲しいんやったらもうちょいお尻突き出してくれんとなあ」


俺がそう言えば簡単にケツをこっちに突き出して自ら入れて欲しいと懇願する。

この女ほんまどうしようもない奴やな。失恋直後に他の男にこんなに簡単に脚開いてよがってるなんてな。跡部、振って正解やで。ま、そのお陰で俺はこいつを俺専用のセフレに出来る訳やからそれは感謝してるで。


「自分から腰振ってみ?」

「あああっ、はあ、ん、きもちいい、よぉ…っ」


自分から腰を振ってGスポットに何度も擦りつけてたらイきそうになったんか更に激しく擦りつけてきた。終いには自ら胸を揉んで乳首を弄っとる。淫乱すぎて笑えるわ。もちろんこのままイかせる訳にはいかんかったから俺がGスポット目掛けて思い切り腰を振ればこいつは簡単ににイった。


「ああっ、あん、いく、いくっ」


俺も同時に精液を中で吐き出し、さらに数回ピストンして奥の奥まで注ぎ込んでやった。





「なあ苗字」

「んー…?」


イったばかりでぐったりとしている苗字の髪を触りながら耳元で話し掛けた。


「俺と付き合ってくれへん?跡部の代わりにしてくれてもええから」


俺の言葉に苗字はぴくりと反応して俯せから仰向けへと体勢を変え俺を見た。

恐らく驚いていたに違いない。一回振られてる奴にもう一回告られてるんやから。しかもこの俺に。


「私が好きなのは跡部だけど、それでもいいの?」


こう聞いてくるって事は俺と付き合ってもええって事なんやろな。ほらだいぶ進歩したやん。俺の作戦、このまま成功やな。


「ええよ。いつか俺の事好きにさせたるから」

「じゃあ、よろしく…お願いします。」


もう落ちたも同然。俺に目つけられたこと、光栄に思うんやな、名前…





20110902





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