「はじめまして名前でーす…って…………あれ」


この辺じゃ一番栄えている風俗街の有名店で私は働いている。まだまだ駆け出しだけど、毎日フル出勤。

私にはお金がいる。元カレに騙し取られたお金の分、借金をしてしまったから。

今日もトランス系の曲が流れるお店の中でお客様にご奉仕…のはずだったんだけど。今私が来たボックスの中に居るのは、明らかに高校生くらいの男の子だった。


「どないしたん?はよ座れや」


無愛想な彼は私の隣を指差して不機嫌そうに言った。うーん、何だろう。色々突っ込み所がありすぎて逆に何言えばいいのやらって感じ。


「えっと…どう見ても高校生にしか見えないんですが」

「当たり前やろ寧ろ俺中学生やし」

「ええ!」


衝撃的発言を淡々と呟くこの中学生は一体何なんだろう。ワックスでしっかりセットされたであろう髪と耳にはたくさんのピアス。うわ5個も空いてるし。身長だって中学生にしては高い方だ。こんな中学生がピンサロに何しに来たんだろう…。


「あ、あのね、一応ここは18歳以上の人しか来ちゃいけなくて…」

「そんなん知っとるわアホ。店員が俺の年齢見抜けんかったのが悪いんや」

「(逆ギレ…!)とりあえず、この事伝えてこなきゃ…」


私が立ち上がろうとした瞬間、彼は私の腕を掴んで目の前に大量の札束をちらつかせてきた。


「アンタが今日俺に奉仕してくれたらこれ全部やるで」

「は、これいくら…?」

「100万」


その数字に驚いてしまった。いや中学生が100万持ち歩いてるのにも驚いたけどさ。しかもピンサロじゃ一人の客相手にせいぜいバックは高くても一万いかないくらい。その100倍のお金をたった一人から貰えるなんて…!

もう彼が中学生とかそんな事どうでも良くなってしまって。とにかく目の前のお金が欲しいために彼の上に跨がった。



「さっき18歳がどーとか言うてたくせに」

「しょうがないでしょ。お金は欲しいもん」

「ほなしっかり頼むで。この日のために一週間オナニー我慢したんやから」

「もう…、んっ」


彼の唇が私の唇に重なる。それは段々と深いキスに変わって、私は彼の口に舌を入れた。彼も同時に舌を絡めてきて、室内にくちゅくちゅと音が響き渡った。

キス…上手い。中学生のくせに。

今日はイベントだから私の格好はベビードールとパンツだけ。基本的にブラジャーはつけてはいけないから、ベビードールの肩紐をずらされて彼に直に胸を揉まれた。


「まあまあ小振りやけど綺麗やな」

「あっ…、ちっちゃいのは、しょうが、ないでしょっ」

「褒めてるんやって。乳首もちっこくてピンクやし。美味そうな乳してんな」

「や、あんんっ…」


気持ちいい。乳首を吸われて甘噛みもされて、くりくりと指で摘まれて思わず腰が動く。彼のも既にガン勃ちで、私は服の上から性器同士をこすりつけた。


「ちゅ、ん…っ、ピンサロ嬢ってこんな淫乱なんやな…。自分から擦り付けてきよって」

「だって…、ちくび、きもちい…っ」

「下もヤバいんとちゃう?」

「うんっ…、も、さわってぇ…!」

「…何を?」


彼の首に腕を巻き付けて、私たちは抱き合う形になった。でも絶えず彼は私の胸を舐めていて私が彼の頭を胸に押し付けている感じになっている。

乳首を吸われながら下着の上から微妙なトコを触って来る。違う、そこじゃない。


「下も、触って…!」

「下?下って何?」

「…おまんこ、触ってっ…、お願いっ」

「やっと言いよった」


下着の横から彼の指が入ってクチュリと音を立てた。濡れにくい方ではないのに胸だけでこんなになっちゃうなんて…完全にこの中学生に翻弄されてしまっている。

指が2本、中を引っ掻くように刺激される。激しさを増すごとに水音もグチャグチャと響き渡るようになった。


「は、あっ…ん」

「うーわ、濡れすぎ」

「あッあんっ、もうイク…っ」

「ええよ、大声出してイけや」

「あ、だめ、ああっん、イクっ、イっちゃうぅっ…!」


ぷしゃぁあ。潮を噴いてしまった私は彼に凭れかかりぐったりとしてしがみついた。こんな凄い快感、知らない。潮噴いたのだって数えるくらいしかないし、こんな濡れたのだってたぶん初めて。本当に何なのこの男の子。


「次は俺の番、な」


そう言って彼はズボンと下着を下ろしてペニスをさらけ出す。

硬く勃ち上がったソレにやたら興奮してしまい、私は夢中でソレをしゃぶった。


「は、んん、ちゅ…、美味し…」

「俺のチンポか?」

「うん…、はあ、おちんぽ、美味しいっ…」

「とんだ淫乱やな…。精子欲しかったらもっと舐めろや」

「はぁいっ…、ちゅ、ん、」


奥までペニスをしゃぶれば、彼の感じてる表情が見えるようになった。もっともっと感じて欲しい。もっと気持ち良くなって欲しい。私はもう発情したただの雌猫だ。


「あっ…、そこ、ええよ…っ」


彼の感じるところばかりを執拗に攻め続けた。根元は手で扱いて、奥までしゃぶりながら舌で亀頭や裏筋を愛撫していたら彼に頭を動かされ、奥までしゃぶらされた。


「はあ…っ、きもちいっ…」


ペニスがびくびくと口の中で震え始めれば射精の合図。空いてる手で玉の方も揉んであげれば、絶頂が近いのか彼はさらに大きな声で喘いだ。


「ああっ、もうアカンっ」

「ん、んんっ」

「出すで…っ?口ん中いっぱい濃いザーメン、出したるからな…っ、は、あ…っ!」

「んー!んんっ…」


ザーメンがどっぷりと口の中に吐き出された。それを一気に飲み込んで、彼のペニスを舐めて綺麗にしてあげた。


「俺のザーメンも美味いやろ?」

「はぁ…っ、ザーメン美味しい…っ」

「ホンマにエロいな、お前」


100万の札束を私のベビードールの胸元に入れられて、すかさず胸に挟んだ。


「ご苦労さん。…またあんた指名してもええ?」

「うん、あ、これ私の名刺。そういえば君名前は?」

「財前光。ついでに中二や」

「え、2年生…」

「もっとついでに言うと100万でアンタを永久指名的な」

「…え?」

「さてと、今から店外で本番やで。バッコバコセックスしたる」

「(この中学生一体何者…!?)」


それから私はラブホテルで財前光くんにめちゃくちゃにヤられてしまうのであった。





20110729




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