放課後の教室。荒い息遣いと肌のぶつかる音だけが響いていた。 「あっ、ああ、ん、白石、くん…っ、そこ、もっとぉ…っ」 「そんな急かさんでも突いたるから、な…っ」 「あああんっ」 「ほんま、ええ声で鳴くなあ…」 「ん、きもち、いっ、しら、いしくん、すきっ」 人間って奴は貪欲なんやな。 俺には彼女が居って、でも苗字とこうしてセックスして。 「ここ、そんなに気持ちええの?」 「うんっ、し、らいしくん、のおちんちん、当たるからぁ…っ」 「んー、エクスタシーやなあ。もっとエッチな事いっぱい言うて」 俺は苗字の事が好きやない。けど嫌いなわけでもなかった。ただセックスしてる時の苗字はやけに可愛らしくて声も表情もエロい。セックスの時の苗字は俺の彼女より、どの女よりも可愛い。 ヤってる時だけは苗字の事が好きかもしれん。でもそれもたった一瞬の事。 「そろそろ、イク、で…っ」 「ああっ、あん、中、出して…」 「ほんなら、上手におねだりしてみ?」 苗字は俺の腕をぎゅっと掴んでより一層エロい顔になった。 これはこれで…ヤバい。こんな可愛ええ顔されたら制御出来なくなるやん。 「白石くんの、せーし、名前のおまんこに、いっぱい欲しいよぉ…っ」 「精液欲しくて堪らんのか?」 「うん、せーえきちょーだい、あああんっ…!」 「あー…、イク…っ」 これやこれ。中出ししとる瞬間が俺は一番好きや。彼女には決して出来ひんけどセフレの苗字になら簡単に中出し出来る。ピル飲んどるし、問題ないやろ。中出し程エクスタシー感じるものなんてあらへん。まんこに精子を吸い付くされる感じがまた良い。 「ね、白石くん、彼女と、別れて…?」 苗字は俺と彼女を別れさせたいらしい。俺に惚れてる事は薄々気付いていたけど、簡単には言うこと聞いてあげれへん。 「…パイズリでイかせてくれたらええよ」 「…!うん、分かった」 嬉しそうにでっかい乳で俺のちんこを挟む苗字。どっから出したのか分からんローションをちんこにたっぷりかけて上下に扱かれる感じはもう絶頂そのもの。 一生懸命パイズリしてる苗字を、少しだけ愛おしく感じたのは快楽のせいなんやろうか。 「はあ、あっ…、イきそう、やで…っ」 「嬉しいっ…、白石くん気持ちい?」 「気持ちええよ、あ、イク、イク…!おっぱいにかけたるから、な…!」 普段なら、彼女と別れてと言われれば、のらりくらりかわしてきたのに。今日は彼女と別れても良いと思ってしまった俺は、既に苗字に捕らえられてしまったんやろうか。 「はあ…っ、白石くん、好き…大好き…、んっ」 俺の事を好きと言う可愛ええ唇を塞いで、貪ってやった。 たぶん次苗字とヤる時までに俺は今の彼女とは別れてるんやろうなって、そんな気がした。 「俺も…好きやで」 付き合おか。そう言うと苗字は今までにないくらい可愛い笑顔を俺に向けた。 20110726 ←→ |