「来たぞ!綱海!」 「おうっ!任せろ円堂!」 「疾風ダッシュ!」 「うおっ」 「くっそー!やっぱはえーなあ、風丸は…。」 「みんなー、そろそろ休憩よー!」 「「「おー!」」」 「やっとっスよー。俺、もう、喉からからっスー。お腹も空いたし…。」 「壁山はいつもお腹空いてるでやんす!」 「なあなあ、風丸!おまえってホントに足はえーよなあ!」 「ははっ、嬉しいこと言ってくれるじゃないか。でも綱海だって、短期間で本当にうまくなったよ。」 「へへっ、ありがとよ!」 「そいやさ、俺、ちょっと気になったんだけどよ…。」 「なんだ?遠慮せず聞いてくれよ。」 「お前、名字なんてんだ?」 「え…?」 「つ、綱海さん…。風丸さんの風丸っていうのは、名前じゃなくて名字っスよ…。」 ―― 綱海さんはナチュラルに こういうところありそう。 |