「さあお目覚めだ。寝ている時間は無いのだよ」
「うう……」
 ビクビクと震えてのた打つ青年を、O.ジャック氏は叩き起こした。青年の後孔はヒクヒククパクパと開いたり閉じたりを繰り返し痙攣している。
「こちらは二日振りだがどうかな」
「くぅん……」
 青年は別の籠の前に膝を突いて座らされ、垂れ下がる性器から生えた細い棒を掴まれ小さく喘いだ。
「キャンディ、君はこちらの方が好きだったね」
「んんっ、ふっ、うう」
 ジャック氏は青年の後ろに座り、青年の性器を優しく握った。そして棒をクチクチと掻き混ぜるように動かす。
 青年は甘い快感に恍惚の表情を浮かべた。ジャック氏がいう通り、青年はこちらへの刺激に非常に弱かった。
「立派に育ったものだ」
 それがキャンディ自身のことか、それとも細い尿道孔の形に固まった棒付きキャンディのことかはわからない。
 体液が飴になる体質を持つキャンディの、尿道に入れられた細い棒の周りを覆って飴が硬化している。それは尿道の形に凸凹として、軽く抜き差しするだけ尿道の壁を刺激した。
「蜜を溢していやらしい……そら、好きなだけおイき」
「んんんんっっ」
 びゅるるっ、ころん、ころころ……。
 青年は白い液体を吹き出すと、追って小粒の飴玉を次々と溢れさせた。それが尿道を擦り上げるのが気持ち良いらしい。首筋を真っ赤にしながらいきんで、腰を前後に振った。
 飛び散るキャンディはしばらく止まらず、O.ジャック氏は満足そうに微笑む。
「ああ、良い子だキャンディ。その調子で頼むよ」

終わり

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