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『っとまぁ!イタチとの出会いはこんな感じかな?』



「ミツバさんの上着をきっかけにイタチさんと出会うなんてロマンチックー!!それで!それで!?」



『これからがイタチの可愛いとこなんだ!』



「え!イタチさんの?!聞きたいです!!」



『実はーあれからしゅ・・・』
「しゅ・・?」


話はこれから!
という時に感じた冷たい視線、、
ゆっくり振り返ると
それ以上は喋るな
と目で訴えるイタチの姿が、、、
今にも目が赤くなりそうだ

『そ、そーだサクラちゃん!それよりさ!私サクラちゃんとサスケくんの馴れ初めっていうの?!小さい頃から同じ班だったわけじゃない?どういう感じで付き合う事になったの?!』


「それがー!サスケ君とはーアカデミーで出会ってー(以下省略)」


あ、危なかった、、、
万華鏡写輪眼出るかと思った、、







過去よりもっと





「「おじゃましましたー」」

『またいらしてくださいね!サクラちゃん達もまた来てね!』

「今日はありがとう」

「もうかえるのー?」

目をこすりながら玄関でみんなを見送るハズキ

そろそろハズキの寝る時間でしょ?と気を使ってくれたお義母さんには頭が上がらない


みんなが帰って、ハズキを寝かしつけた後
イタチとお茶を飲みながら今日のことを振り返る


「今日は本当にありがとう、驚いたよ」


『驚くように計画したんだから!驚いてもらわなきゃ困りますよ!』


「ハハッ、そうだな。オレはヒヤヒヤした場面もあったがな」


なぁ、ミツバ?と念を押すように言われる
きっとアレのことだろう


『だってー、話してると昔に戻ったみたいで楽しくなったんだもん』


「それは今が楽しくないってことか?」


『そんなこと言ってないー!今だってすっごく楽しいし充実してるよ!それに、、、』


「ん?」


『毎日毎日、イタチへの好きは大きくなるから!!!』


自分で言って恥ずかしくなり
お風呂へ逃げ込んだ



「ふっ、そんな可愛いこと言い残して、オレの気持ちはどこにぶつけたらいいんだ?」



そう言って席を立ったイタチ
そのままどこへ向かったのかは
皆さんの想像にお任せします、、、


イタチとの過去のお話はまた次の機会に、、、
mae ato
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