25
タカハとイロハが帰って一週間
徐々に今までの生活に戻ってきている
『いやー来るなー!』
「恥ずかしがることないだろう」
『恥ずかしいんじゃない!嫌なだけだー』
ぎいやああああああと言いながら里中を逃げ回る名前
ドンッ!!
『わぁ!』
前方不注意にて、誰かに突撃
「いったいだろう!誰だ!木ノ葉の気高き碧い猛獣マイト・ガイにぶつかるヤツはあああああ!」
『ぎゃあああ!ごめんなさいいいい!猛獣にぶつかったあああ!隊長おおお!猛獣にぶつかっちゃいましたああああ!』
「…………」
ねぇ隊長おおおお!
とすがりつく名前を冷めた目で見おろす隊長
秘密だよっ!
「すみません、ガイさん。うちのペットがご迷惑を」
「おぉ!イタチ君のペットだったか!悪いな!」
「いえ、こちらこそ。行くぞ名前助」
『わんっ!……じゃないわ変隊長おおおおお!』
「うるさい、吠えるな。すみません躾がなってなくて」
『おい!勝手に話を進めるな!』
「うるさい、吠える『お前が吠えるなあああ!』ぐはっ!!!」
ふっ、決まった…
右ストレートをくれてやった!
「イタチ君!大丈夫か!あのうちはイタチがやられるとは!お主!ただのペットではないな!」
『最初からペットじゃないわあああ!』
ドスッ!
「ぐはっ!!!」
ふっ、決まった…Part2
「な、なかなかやるではないか…ん?!おお!!よく見れば名前君じゃないか!」
『ええええ!今まで気づかなかったんですか?!』
「あぁ、少し気が動転していてな」
「何かあったんですか」
あ、生き返った
「あぁ、あまり詳しい事は言えんのだが任務でカカシが木の葉病院の510号室に入院してしまってな」
「『……(詳しすぎるよ)』」
「これは秘密事項だからな、あまり聞いてくれるな、でわな!若き青年達よ!」
わっはっはー!と言いながら走って行った
あの人には秘密は喋りまい、と思った瞬間だった
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