歌詞 2 | ナノ


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2014.2.23
あかいろとんぼ

空を真っ赤に焼いている夕日が
君の白い頬にも燃え移った
君はそれを涙で削り取って
そっと地面に落として笑う 笑う

ふたり 誰にも許されないことをして
だけど罪と呼ぶにはあまりに綺麗だ
この涙が正しいものだというなら
止まった心臓ほどやかましいものはない

とてもたくさんのものを犠牲にして
少しずつ得たふたつの永遠が
僕らにとってどれだけ愛しいか
きっと世界の誰も知らないでしょ


君の真っ赤に染められた瞳が
隣の僕の目にも燃え移った
君は手のひらで目隠しをして
迷子になっちゃったねと笑う 笑う

ふたり 誰にも許されないことをして
だけど後悔するにはあまりに綺麗だ
この鼓動が正しいものだというなら
生きている心臓ほど脆弱なものはない

そんなふたりだけの言葉で 歌って
夕焼けの中に星を見つけた
こんな些細な奇跡が僕らにとって
どれだけ愛しいか知らないでしょ


とてもたくさんのものをふたつにして
少しずつ作った同じ未来が
僕らにとってどれだけ愛しいか
誰も知らないままでいてくれたら

全世界に告ぐ 許さなくてもいい
この罪はふたりでいられる自負だ
夕焼けの赤にふたり泣けること
どれだけ愛しいか知らないでしょ







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