■ lyrics┃back
甘えたような心臓の音に
あなたは何を思っただろうか

重たいだけの瞼の果てに
それでも青空が描けるなら


いつの日かまた笑えるだろうさ
優しい重力に引き摺られて

あなたはここで命あるものが
繰り返す全てを見てきたんだ



だから僕にはあなたの無事を
容易く祈ることなど出来ない

触れ合えないまま息をしている
分かりあったふりをしている



この世界に住む何もかもが
あなたをひとりにしないだろう

生きているままあなたは此処まで
一歩一歩 歩いて来たんだ


今こそ信じようじゃないか 漸く
僕たちは此処で出会えたんだから




何の枷もなく沈む太陽が
こんなにも愛しいものだったとは

手を振る事しか出来なかった
べたべたな文句も言えぬまま


最後の奇跡が起こるだろうさ
優しい想望に飲み込まれて

小瓶いっぱいに詰めた孤独が
小瓶ごと破壊してしまうまで



ごめんね それでもあなたの無事を
祈らないと気が済まない僕だ

触れ合えないから息をしている
分かった途端に死んでしまうさ



圧倒的とも言える愛で
あなたは約束されるだろう

泣いていながらどうして此処まで
地面を踏みしめられるのか


今こそ許し合おうじゃないか 漸く
僕たちは此処で出会えたんだから




この世界に住む何もかもが
あなたをひとりにしないだろう

泣いていたからあなたは此処まで
地面を踏みしめられたんだ


優しい重力と想望に
いつか潰されそうになるだろう

あなたは必ず耐える 散々
地面を踏みしめたじゃないか

耐える地面があるじゃないか


誰もが忘れはしないさ 確かに
僕たちは此処で出会えたんだから

今こそ信じようじゃないか 確かに
あなたは此処で笑ったんだから


tittle by 流雨さま

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