■ lyrics┃back
こんにちは
天国を肯定したあなたの全てを
あの時の
たった一枚の写真で思い出したよ

上手な言葉が言えなかった
幼いわたしに
あなたは微笑んだまま優しく
遠回りをした


きっともうすぐ世界は朝焼けを迎えて
海もお揃いの色に染まる頃に やっと

優しい歌をうたえなかったあなたがまた
ひどく壊れやすい顔で笑うの




知ってたの？
綺麗な光だけを求めたレンズが
あなたの
一瞬を切り取って涙を流したよ

かつて全ての人がさよならを望んだ
あの場所で
あなたと同じ薬指を縛って
呼吸がしたい


誰の想像をも絶するほど
支えあってきた
あなたとわたしだったから
許せたことだったのに


そしてもうすぐ世界は夕焼けを迎えて
頬もお揃いの色に染まる頃に そっと

優しい歌を漸く知ったあなたがまた
ひどく壊れやすい顔でうたうの



｢神様にだけは内緒にしよう｣
割れたビー玉を海へ放り投げて
幸せだけをただ祈りながら
ふたりで一度の埋葬をした


だからもうすぐ世界は朝焼けを迎えて
海もお揃いの色に染まる頃に やっと

優しい歌を思い出せないあなたがまた
ひどく壊れやすい顔で


もういつまでも世界はさよならに溺れて
海も道連れの嘘に染まる頃に ずっと

優しいことを認めなかったあなただけが
ひどく愛しかったんだと思い出すの

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