歌詞 2 | ナノ

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2013.2.5
最終電話

やっと受信した電波は
一瞬 誰かの笑い声
優しい名前を唇に乗せて
そっと息を吐いた

「どうか呼び続けて」 君は
一瞬 悲しい笑い顔
錆び付いたメトロノームと一緒に


いまでもね


「わたしの心臓が止まるまででも
良いなら側にいてあげる」と

ありきたりすぎた悲しい約束
心臓はまだ動いている




やっと受信した電波は
ずっと 優しい泣き声で
君の名前が一番似合う
声になりたかった

「僕は嘘つきだよ」なんて
嘘をついた大事な人
あの日のままのスピーカーと一緒に


ほんとはね


「わたしの心臓が動く前から
ずっと側にいる気がするよ」

ばかばかしかった大事な約束
「始まり」はまだ続いている




そっと受信した電波は
ずっと わたしの泣き声で
優しい名前は優しいままで
そっと 息を止めた

「どうか呼び続けて」
「どうか呼び続けて」 反響する
君は本当は誰なんだったっけ?


ねえ!


「わたしの心臓が止まるまででも
良いから側にいてほしい」と

ありきたりすぎた悲しい約束
寂しすぎたあのひとりごと


「わたしの心臓が止まった後の
世界はどうか愛してね」と

ばかばかしかった最後の約束
心臓はまだ動いている

心臓はまだ動いている





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