「センパーイ、ミーと一緒に帰りませんかー?」
学校のチャイムが鳴るやいなや、1つ下のフランくんが息も切らさずにドアの前にたっていた。2年の校舎からは結構離れてるはずなんだけどな…
「おー、いいよー。その代わり帰りにアイス奢ってね」
「いいですよー。じゃあそのままミーと先輩の愛の園、もといラブホまでゴーアウェイしましょうー」
「うん、1人で帰るね」
「冗談、冗談ですってー」
「…フランくんのは冗談に聞こえないんだもん」
「あれ?もしかして先輩ってばミーとヤりたかっ…」
「もう本当に1人で帰る」
セクハラです。
(先輩待って下さいよー)
(イヤだ)
(今ならハーゲンダッツ1ダースが付いて来るー)
(……行く)
101124
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