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「クックク、アハハ!」


「赤司くん、気持ちが悪いですよ?」


「テツヤ、見たかい?大輝のあの顔!!!!あっはは……」


……黒子くん、それは私も同感だよ。
まぁ、それはさておき。

笑っているのは赤司くん。カラフル人の中では少し身長は小さめ。
でもまぁ、平均男児の身長はあると思うな。

で、少し毒舌なのは黒子くん。
カラフル人たちの人の中で一番小さい人。いやまぁ、私よりは大きいんだけど……。


「もう、テツくんったらー」


何がテツくんったらーって何だろうか。いや気にはしてないんだけどね。

この子は黒子くんの彼女のさつきちゃん。私のお友達。
そして、私のことをよく見ててくれて褒めてくれる人!私はそんなさつきちゃんが好きです。あ、友達として。

青峰くんとは幼馴染だそうです。
今までさつきちゃんにセクシャルハラスメントをしなかった青峰くんを私は褒めると思う。


「ねぇ、君君!何センチあるのー?」


ナギがきーちゃんに近寄るとニコニコ笑う。あ、この二人同種かもしれない。
というか、ナギって元気だし誰とでも友達になるよね。


「俺っスか?俺はー、何センチだろ?」


「え、わかんないの?」


「いや、そういう君は何センチなんスか?」


「あはは、わかんないに決まってるでしょー」


ダメだ、この二人青峰とは違う意味での馬鹿だ。
ナギはさっき説明したように真琴の次に幼なじみって感じ。
昔から仲いいから渚って呼ぶのは抵抗があった。昔から何故かナギって呼んでたから。


きーちゃんとはまぁ、黄瀬くんのことでちょい苦手。だって……なんか、モデルしてるらしいし……うるさいのが後ろにいるし。
そういうの嫌いだから。


「棗。泳ぐか?」


『今日?勿論。泳ぐよ』


こちらは私の兄。
七瀬遙。ハルってみんな呼ぶのは私が呼んでたから。兄的には女の子らしい名前が気に入らないらしい。
私的には可愛いなぁって思うけどね。自慢の兄だ。頭いいし、絵も上手い泳ぎはピカイチ!そんなお兄さんです。


『っわ!』


「……久しぶり、だな」


『いや、抱きつく意味はどこにあったの』


「……何となく?」


『何故に疑問系!?』


……ちょっとシスコンなのが玉に瑕。


まぁ、私も大概のブラコン?なので、いいんだけどね。


「おい、いつもあんなんなのか?」


「え?ああ、うん。二人ともいろいろあったしねぇ」


真琴、いらん事言わんでよろしい!
さてと……


『よし、プール入ろう。せっかく久々に集まったんだから』


そう、そのために来たと思うんだよね、ナギと竜崎くん。


「おい、青峰!」


「あんだよ」


「さっきのセリフにトキメいたとか言わねえよな?」


「……」


「おい!」


「さぁな」


そんな会話をしていたのはきっと真琴くらいしか知らない。
私だって聞こえてないもん。地獄耳だけど……。


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