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★ 4/18

リヴァイが珍しく酒に酔ってうとうとしている。きっとここ最近の徹夜のせいで酒の回りがいいのだろう。

―今だ
そう、私の頭の中で声がする

「やめておけ」

懐に忍ばせた刃物をリヴァイに向ける為にソファーに身体を預けるリヴァイへ覆い被さると同時にその刃物をリヴァイの身体へと向けようとした。したが、リヴァイの制止がはいる。

「俺を殺そうとしてと無駄だ」
『…っ!!』
「俺を殺したところで何もかわりゃしねぇ」
『それでも私はリヴァイを殺さなくちゃいけないの…!』
「憲兵なんて辞めて調査兵団に移れ。さすがに惚れた女に殺されたくねぇし、調査兵団にきたのなら俺が守る」
『なんっ、で…っ』
「俺だって聞きてぇよ」
『私、人殺してるよ…何人も』
「俺だって昔は生きるために色んな事をしてる。だからそれがどうした」
『絶対リヴァイに迷惑かける…っ』
「ごちゃごちゃうるせぇ口だな。少しは黙ってろ」

リヴァイとのはじめての口づけはお酒の味がした


(没連載ネタ)
(ヒロインは第一憲兵の暗殺部隊的な)

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