「うっめーー!!やっぱ冬は鍋だよなー」
「焼肉がよかったぜよ」
「うわ仁王おまえまだ言ってんのかよい」
「じゃってこんな葉っぱばっか食っとれんぜよ」
「いやいや仁王先輩葉っぱなんも食ってないじゃないっすか」
「え、まじ?どおりで肉の減りが早いと思ったぜいふざけやがって。おらこれも食えよい」
「ああああそんな葉っぱばっかり入れんで」
「ざけんな俺らが野菜食う量増えるだろい!」
「まーくん肉食系男子じゃから植物くえんもん」
「また気持ちわりいこと言いやがって」
「なんか今日ブンちゃんあたり強いぜよ...かなしい」
「へっ、俺の食べ物の恨みなめんなよい!つかお前肉食系男子じゃねえだろい!キャラ作ってんなよい」
「えっ、違うんスか?」
「赤也、お前は仁王のこと買い被りすぎだ、こいつはな、普段こんな色気ダダ漏れみたいな顔してんのに好きな子が隣になっても次の席替えのときまでの1か月間で消しゴム貸しての一言も話せなかった男だぜい」
「うわあ」
「あ!!ぶーちゃん!!なんでそれ言うん!!!!もうこれ以上俺のキャラ壊さんでほんと!!」
「テメエ今俺のことぶーちゃんっつったな?」
「いっっった!箸でヘソ狙ってくんのやめんしゃい!!」
「つって痛がってる隙にいえーい肉いただきーたるんどるぜい仁王!!」
「仁王先輩なんか雑魚キャラっぽいっすね」
「ブンちゃんが意地悪過ぎるんじゃ」
「ごめんね、俺好きな子には意地悪しちゃうタイプなの」
「うそつきー」
「嘘に決まってんだろいめちゃめちゃ優しくするぜい」
「じゃ丸井先輩は肉食系ッスか?」
「仁王に比べたらよっぽどな」
「仁王先輩...」
「なんじゃ」
「ドンマイっす」
「うるしゃ...赤也に同情なんてされたくなか」
「俺がせっかく慰めてやってんのに!」
「なあー幸村くんさっきからずっと黙ってるけど元気かよい?」
「うん、おいしいね」
「なんも話聞いとらんかった顔じゃこれ」
「仁王の話より俺はマ◯ニーちゃんの方が大事だからさ」
「幸村くん◯ロニーすきなのかよい」
「うん、おいしいよね」
「マロ◯ー好きは何系男子ッスか?」
「デンプン系男子じゃろ」
「なんだい仁王?馬鹿にしてるの?」
「違うぜよ!赤也が!」
「ちょ、カワイイ後輩になすりつけないでくれませんかね!!」
「もうお前らも静かに食べろよい言い合いし過ぎて腹減っちまったぜい!」
「3人がずっと喋ってたから俺勝手に具足しちゃったけど平気?そろそろ煮立ってると思うんだけど」
「平気平気!サンキュー幸村くん!!」
「じゃそろそろ蓋あけるかの、よい、しょ、と、て、えっ」
「うわ!!!!」
「なんだよい赤也静かに、て、うわ!え??うわ!!!きも!!!きもきもきもきも!!まって幸村くん具入れてくれたって」
「うん、入れたよ」
「まってこれ全部◯ロ二ーじゃね?」
「え、そうだけど」
「えっマジっすか!きもちわりいいい」
「どんだけ入れたら4人分の土鍋がマ◯ニーで溢れるんじゃ...」
「文句あるなら食べなくて良いんだよ?さあ食べよ食べよ、やっぱ冬は鍋だねあったまるなあ」
「デンプン系男子恐過ぎなんスけど」
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マロ二◯と白菜があれば生きていける