「なあなあ財前マクドいこうや！」
「えーいやです」
「なんやねんお前先輩の誘いを！」
「やって謙也さんおるんでしょ？」
「あたりまえやろ誘った本人おらんてどーいうことやねん！」
「あーほらー…」
「は？」
「だから、うっとい…もう…」
「…ずきっ、」
「なんですのいまの、」
「俺の心が傷ついた音」
「うっとー…」
「もうやや謙也さん涙目」
「勝手に泣いとってください」
「なーほんまに行かんの？」
「せやったらスタバ行きませんか」
「すーたーばー？」
「スタバっていうのは、STARBUCKSCOFFEEっていって、コーヒー界の中でも大手の「知っとるわ！」あ、そうですか？」
「ばかにすんなや！」
「なんでやなんすかスタバ、俺抹茶フラペチーノにチョコチップ入れてください」
「いやいや行くて言うてへんし、」
「ちっ」
「スタバ高いし！なにより待つやんか人多いし！」
「くっそ、いらちが…」
「なあああひかるくん態度ほんまに！」
「いやいや財前のかわいげのなさは元々やし」
「お、ユウジ…」
「あ、ユウジさんは？」
「おうなにがや」
「スタバとマクドだったらどっち行きます？」
「俺ドトール」
「新種や…」
「ドトールのミラノサンドのうまさ知らんのかおまえら！！！！！」
「あーまあ確かにあれはうまいっすわー」
「せやろ？あれがある限り俺はドトールやな！」
「うーん…」
「あ、ぶちょ、」
「おいお前ら何しとんねん！部活しいや！」
「ちょうどいいとこ来たな白石！お前スタバとマクドとドトールだったらどこがすきや？マクドやろ？」
「はあ？なんやそんなコーヒーのみたいんか」
「まあそういうことにしといてください」
「そんなん自販いけや」
「あー、」
「だめやなこいつ、」
「話にならんちゅー話や、」
「自販ほど無駄ないもんもないやろ！」
「自販じゃ中でダベったりできんやろが、座れるとこがええねん」
「座れるやろー！自販の隣のカーブロックみたいのあるやんか」
「うわヤンキーやないすか」
「こいつがいっちゃんタチわるいで」
「ちゅーか白石と放課後コーヒー絶対飲まんわ俺スタバでええから財前といこ、」
「えーじゃあ俺部長とヤンキーしますわ」
「まってや俺嫌われすぎちゃう？」
「ちゃうで謙也、財前も無駄のなさに気付いて改心したんやろ？」
「あ、ちゃいますうっとい」
「もう収集つかんでやめとけやお前ら小石川の目見てみいや、」
「おうユウジよお気付いてくれたやんけ」
「土下座の準備した方がええかな？俺ら」
「や、謙也さんがやれば充分やと思いますよ」
「はあああなんでやねん！」
「もーはよ部活せえやいてこますぞアホが！！！！」
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私はスタバです