大1設定
「ブンちゃーん」
「ブンちゃん、もう大学いやじゃー」
「いーやーじゃー！」
「ああああるっせえ！」
「じゃってブンちゃん相手してくれないんじゃもん！」
「だーから履修授業考えてるっつってんだろい！仁王お前終わったのかよ」
「もうとっくなり」
「は？まじで？」
「まじで！」
「ちょっと見せてみろい」
「んー」
「え、お前…なんでこんな時間割スッカスカなの？」
「じゃって4年間で128単位取ればいんじゃろ、なら4年間ギリギリの単位数取って毎年楽するなり。ふーう、天才的？」
「おっまえばかじゃねーの？3.4年の就活時期に30単位ずつも取るやついねぇだろい。1.2年でフル単とっとけよ」
「まーくん就活せんもん」
「死ね」
「ブンちゃんが冷たい…」
「あ、お前この授業3年で取ったら神田校舎まで行かなきゃだめだろい」
「え、」
「あとこの授業2年で取るなら1年ときこれ取らなきゃだめ」
「え、」
「はいやり直しー」
「もういやじゃめんどい」
「楽しようとしすぎてんだよい。あ、そーいや仁王お前なんで昨日学校行ったの」
「この授業は事前出席欲しいて言うとったから」
「は？この授業ってこれ？」
「んー」
「まじかよい！え、俺もそれ取んなきゃいけねえのに行ってねぇんだけど！」
「行けなかった人は今日までに神田校舎まで行く」
「ああああああああ！」
「行ってらっしゃい」
「仁王てめえ何で言わなかったんだよい！」
「ブンちゃん寝とったから」
「もうやだ大学…中２らへんに戻りたいー」
「今あいつら何しとるんじゃー」
「えーと、ジャッカルは親父さんの手伝いだろい、赤也は今まだ立海だし、」
「赤也が1年もダブらずに高３までこれたことにびっくり」
「うん俺もびっくり」
「柳生は医大で参謀は頭いい大学じゃろ」
「真田は？」
「んー…停年退職？」
「そんな真田見たくねえ…！」
「5年前から更に年取ったん考えたら妥当ぜよー」
「そうだけど！つーかまじどこあいつ！」
「普通に大学大学」
「なんだ、それはそれでつまんねえなー。あれ、幸村くんは」
「え？幸村は俺らと大学同じじゃろ」
「は？」
「ちなみに向かいに住んどる」
「てっめ…なんで言わなかっんたんだよい！」
「ブンちゃん寝とったから」
「いやいやそこ関係ねえし！」
「ちなみに今日うち来る」
「まじで！なんで！」
「ブンちゃんの誕生日祝うために決まっとるじゃろー」
「え？あ、今日20日か！」
「忘れとったんかブーちゃん」
「死ね」
「痛い…」
「え、で何？幸村くん来てくれるの？」
「幸村っちゅーか」
「はあ？お前さっき幸村くん来るっつったじゃねえかよい」
「まあ待っときゃわかるぜよー」
「はあああ？」
「ブンちゃんおめでとー」
「仁王に言われても嬉しくねえ」
「ブンちゃんが冷たい…」
ピンポーン
「あ、来たなり」
「俺出る！」
「俺の家なんじゃけど…」
「うっせ！はいはーい、幸村く…ん？え、赤也！？」
「どもっす！お久しぶりです丸井先輩！」
「お前…なんでいんだよい！」
「なんでって誕生日じゃないっすかー！」
「え、いやだって幸村くんが…」
「俺がどうしたの？」
「幸村くん！」
「久しぶりだねブン太。大学一緒って知らなかったんだって？」
「いや、うん、知らなかったけど！」
「ふふふ。ブン太の驚いてる顔見れて満足だな」
「そりゃびびるって！つーか赤也お前ほんとなんでいんだよい！」
「ひっでえ！みんな来ますって！なんすかさっきから部長ばっかり！」
「だってお前来るとか聞いてねえし！つか、え、みんな？」
「真田達もさっき駅についたらしいからもう少しで来ると思うよ」
「え、みんなってほんとにみんな？」
「楽しみにしててね」
「まじかよい！え、ちょー嬉しいありがとう幸村くん！」
「ちょ、先輩俺は！」
「お前もお前も！ほんとさんきゅーな！」
「仁王が言い始めたんだよ。多分自分から言うつもりないだろうけど」
「仁王が？」
「仁王先輩もみかけによらないっすよね！」
「まじかよい…おい仁王！さんきゅーな！」
「さっき俺に祝われても嬉しくないとか言っとったくせに…」
「めんご！まじでさんきゅ！」
「分かればよか。ブンちゃんおめでと」
ピンポーン
「あ！真田副部長ッスかね！？」
「そうだと思うよ。赤也開けといで」
「ッス！」
「あー…ほんとにみんな来んのか」
「嬉しそうだねブン太。プレゼントになったかな」
「ったりまえだろい！」
「ふふふ、良かった。じゃとりあえず早いとこ神田校舎行ってきなよ」
「…え、何？」
「神田校舎」
「…あ！あああああ！そうか！うっわすっげーやだどうしよう！ちょ、おい赤也！お前今から神田まで行ってこい！」
「はああああ！？ちょ、先輩なんっっも変わってないじゃないっすか！！！！！！成長しろよ！！！！！！！」
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ブンちゃんはっぴーばーすでー！