「今日みたいな気候ほんま無理」
「あ?小春日和みたいのか?」
「ああ、それっすわ。はやいとこ天気変わりませんかね」
「そうか?ポカポカしてて気持ちええやん」
「謙也さんの脳内も小春日和っすもんね」
「しばくぞお前」
「冗談すわぁ。」
「ほんまかい。ちゅーかなんで嫌いやねん、小春日和」
「小春日和にバス乗ったり車乗ったりするとものごっつ気持ち悪うなるんすわ」
「あーなるほどな。分からんでもないけど、まあでもこの話もう止めえや」
「は?」
「財前の後ろからえらい殺気感じんねん」
「後ろって…あ、ユウジ先輩」
「これ以上小春小春言うとったら何されるか知らんで」
「ほんまや。牙剥きよった。めっちゃうっとい」
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小春日和が嫌いなのは私です
小春はすきです