【雑なあらすじ】
ある日、車道で轢かれそうになった孔雀(堂々と横断していた)を助けた夢主。その日以降、「恩返しに娶りにきた」と主張するオスの孔雀こと愛之介の猛攻が日々続いた。
玄関で待ち伏せされたり、自転車の後ろの荷台に彼氏よろしく乗られたりしたが、なんとかお引き取り願っていた。
果たして彼女は今日こそ平和に過ごせるのか。



夢主が歩いていると、急に目の前にレッドカーペットが敷かれた。豪奢なレッドカーペットをセレブよろしく堂々と歩いてくるのは、一羽の孔雀。くちばしには真っ赤な薔薇。孔雀の愛之介は夢主に堂々と一輪の薔薇を渡してくる。思わず彼女は受け取ってしまう。

「え……?」(突然の薔薇に困惑)
「僕は気づいた。演出が足りないから、君が愛を受け入れてくれないのだと」
「演、出……?」
「僕と生涯を共にしよう(羽ブワァ)」
「うーん。お断りします。お引き取りください……」
「今なら犬もついてくる。忠!」
「ワン!!」
「いや、急に通販みたいなお得感出してきたけど断りますからね!?」

※この後、めちゃくちゃ孔雀と犬に追いかけられた

×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -