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「えっ?暗部に入る?」

「ん。何時までもじぃちゃんに頼ってここに置いてもらうのは、気が引けるし、もう4つならある程度体力付いたと思う。自立するなら稼がなきゃいけないけど、俺は普通に働けないから、暗部になる事にした。それならじぃちゃんに恩も返せるし、一石二鳥だからな」

そうやって、笑ったナルトだけど、手は微かに震えていて、本当は怖いって言うのが直ぐに分かってしまった。


エキストラ


「君の配属は暗部三班。因みに、班長は俺。暗部総副隊長の鳶だ、よろしくな」

暗部待機所に案内してくれた、鳥面の暗部は副隊長だったらしい。今日付けで暗部に正式配属になった俺はじぃちゃんに狐面と、暗部装束を貰った。それと同時に現れた暗部に対し、気配は隠れていた時から分かっていたので失礼だと思うが強さはそんなに感じられなかった。正直カカシの方が強いと感じたからだ。だけど、経験や技術は俺何かより遥か多く、修羅場だって乗り切って来ただろう精神的な強さを持っているに違いない。

「よろしくお願いします」

とにかく学ぶ事だ。そう決めて俺は軽くお辞儀をして挨拶をした。

「ああよろしく。そうだ、お前カカシの弟子なんだってな?期待してるから頼むぜ、新人A」

それに対して鳶はじぃちゃんからある程度情報を貰ってるのか、カカシの名前を出したと思えば、何か妙な名前で呼ばれた。

「何ですか、その新人Aって」

「ん、暗部入り立ての奴を俺の班は皆こう呼んでるんだ。因みにBも居るがそいつは明日から入ってくる」

疑問に思った事を口に出せばどうやら恒例らしい。明日に来る新人と俺は同期になる訳だ。

「」


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