第4話








「………っ、」

どうやら、一瞬。…意識が飛んでいたみたい…
頭と目が、ぼォ―とする。

だけど……お酒が入って脱力するカラダは燃えるように熱くて
イったばかりのはずなのに、疼いて疼いて仕方がない。

「どうした?……もの欲しそうな顔して……」

我に返ると、ズボンも脱いでハダカになった船長が私の上に覆い被さり
舌で首筋を愛撫してる。

左手が晴れ着の中に差し込まれ、やわやわと乳房を揉んでいる。
その刺激に、ズクンと、疼いた。

「…っ、せんちょッッッ…!」

いてもたっても居られず船長の首に腕を巻きつけ、唇を求める。
すぐに深く唇が重なり、挿し込まれた舌先を、夢中になって吸い上げる。

「………ンッ……」

頬に両手を添え、くちゅくちゅと唾液と舌を絡ませながら
夢中になって舌を吸う。
船長は余裕な感じでキスをしながら、私のモモを大きく割って
掴んだ自身をじらすように擦り付ける。

「・・・・っは!」

キスをしながらも。…それが、欲しくてしかたない…


「せんちょッッ…もうッッ…!」

突き放すように、口を放す。

「…?もう…どうした?」

船長は、意地悪な顔でニヤッと笑う。

「ね……身体が熱いのっ!……なんとかしてッ!」

途切れ途切れで言いながら、船長の腰を引き寄せる。
船長は応えるように、自身をソコに押しつけてくる。

「これが欲しいか?」
「………っ、」

まーーるい先が、少しだけ中に押し込まれ、
それが私の限界だった――

「アア、ぁ…おね、がい!!…は…やく挿れて……っ!!」

懇願するようそう言って、さらに腰を引き寄せる。
船長は私の足を左右に広げ。

「…んじゃ、姫はじめってヤツを始めるかッッ、」

ズ!と勢いつけて入ってきた瞬間。
バチンと、弾けた。

「アアアッ!!」

ぶるぶると身体が震え、背中が仰け反る。

「おい。挿れただけでイッたのか?」

船長が笑って、ゆっくり腰を動かし始める。

「っ、……ッッッ」

太いモノが、卑猥な音をたてながら
私のナカを出入りする。
イったばかりの筈なのに。・・・すごくイイっ!

「っ、お前のナカ。すげえな。……焼け付くくれえ熱い肉が…
締め付けながら絡みついてきやがる…っ!」

船長も熱い息を吐きながら、味わうように腰を振る。

「ァアア、あッ!」

それだけでまた、イきそうになる。
乳房を突き出すように仰け反れば、角度を変え。
船長は、深く浅く突き入れながら、胸に紅い華を咲かせていく。

それが酷く淫らに見えて……
さらにカラダが疼かせた。

「ねえ…せんちょ……ッッ!」

ゆっくり動く腰が、じれったくてしかたがない!
もっと激しく突いて欲しい!
膝を立てて腰を押し付けると。

「なんだ?・・・もっと突いて欲しいってか?」

船長はニヤッと笑って、吸っていた胸から顔を上げた。

「っ、してッッ!……めちゃくちゃにしてっ!!!」
「・・・・いいぜ?」

何も考えられず叫ぶ私に船長は笑って、私の脚を閉じさせる。
カラダを折り曲げ腰を浮かすと。
刹那。勢いよく突いてきた。


「あ、あ、あッ、!」

「オラ、どうだ……気持ちいいか?ああん?」

船長が腰を振るたび、結合部が激しくぶつかる。
そのたびに厭らしい音がしてしまう。

「っっ、…いい…っ!…すごく、いいッッ!!!」

何度も奥まで突き込まれ、シーツを掴んで仰け反る。
船長は足を掴んで、激しく腰を振りたてた。
私は、船長の腕を、ぎゅっと掴んだ。

「っアアア・・・!」

そのまま揺すぶられるカラダと共に、辛うじて腕に引っかかる晴れ着の袖がゆらゆら揺れて……
更に気持ちを昴ぶらせた









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