第3話









「・・・・きゃっ!!!」

ベットの上に放り投げられ、身体が上に、ポヨンと跳ねる。
膝を立てた勢いで、裾が割れ……太ももまでもが、全部丸出しになってしまう。


「……にしても、晴れ着…ってモンは、なかなか、そそるな?」
「え?……きゃっ…!!!」

シャツを脱ぐ船長が足の付け根をニヤニヤ見ていて。
今更ながら、慌てて裾を抑えつつ。肌蹴た襟を、ぎゅ、と掴む。

「もう……っ!そんなこと言って。せっかく着付けて来たのに……ぐちゃぐちゃ……」

ぷくっとホッペを膨らませ、恨みがましく睨んで見せる。
そこに。
シャツを放り投げる船長の、筋肉質な胸板と。大きく膨らむズボンの前が目について。
思わずドキッとしてしまう。

・・・・あんなに大きくなってる。
赤くなる顔を気取られないよう、目を逸らす。


「まあ、そう言うな。これから晴れ着を堪能しながら。気持ちよくしてやるからよ、」

船長はハハッと笑って。けれど、思いついたように背を向けた。

「……なあに?」
「ん?正月だからよぉ。お前にもうまい酒。…呑ませてやろうと思ってな?」

飲みかけの酒瓶を手に、こちらを向くと
ラッパ飲みをしながら、ギシッとベッドに膝をつく。
鼻先がつくほどに、私に顔を近づけた。


「お前も。呑みてえだろ?」
「え、ええまあ……ちょっとだけなら……きゃっ!」

答えるや船長はニヤッと笑って、いきなり私を押し倒す。
膝裏を掴んで、頭の方に押し上げた。
・・・・やだ。この格好!

「船長っ、だめええっ…!!!」

晴れ着の裾がスルッと肌蹴けて、お尻の下に落ちてしまう。
逆を向いて寝転んだ船長は、私の腰を胸に抱き込み、指で陰唇を広げた。

「イったばっかで、ビチョビチョだな…」

やだ、まだ明るいのにッッ!
苦しいくらいに折り曲げられた体勢で、私は足をバタつかせる。
熱い息がかかった途端。船長の舌が膣口を、上から下に舐め上げた。

「っ、!!い、あああァ…」

「…甘いな…お前の、やららしい蜜は……」

チュクチュクと音を立てながら、溢れた愛液を味わう船長。
舐めたり、吸ったり、舌を挿れて、抜き差ししたり。

「ああっ!やだ、ほんとに、やめてええっ!」

私は腰を捩って抵抗する。

「ああン?こっちは舐めて欲しそうだぜ?」
「ちが・・・っ!!」

船長は腰に体重をかけ、ジュルジュルとソコを吸い上げる。

「ぅ…ん…や、ァァ…っ!」
「どんどん溢れてくるな…」

しばらくソコを堪能すると唇が移動して、指が核の包皮を剥く。
今度はソコを舐め始めた。

「イ、アアァ、…せん、ちょ…!ほんとに、だめーー!」

ぎゅ、と両手でシーツを掴む。
抗議をしようと顔を上げて。ドキッとした。
顔を埋めた船長が、舌を伸ばして舐めているのが見える。

「どうだ?・・・舐めらるとこを眺めるのは、」
「・・・っ!」

口に含んで唾液を絡ませていた船長が
見せ付けるように、勢いよく吸い上げた。


「……っ!!いや…ぁ、!」

途端、身体がビクっと跳ね、直後ぐたっと、弛緩した。

「なんだ、もうイっちまったのか?ホントにお前はイきやすいな」

ようやく口が離れると、船長は脇に置く酒瓶を手に取る。
口一杯にお酒を含むと
イッたばかりで、ヒクヒクと痙攣する膣口に唇を押し当て
それを流し込んできた。

「や…っ、なにしてッッ!!」

・・・・信じられないっ!


「…イ、アア、ああああぁっ!」
「おい、暴れるな。こぼれちまうだろ、」
「やっ、だって!…っ、あ、ぁ、ダメ!もう…入らないってばぁっ…!」

入りきらず溢れたお酒が、お尻を伝ってシーツを濡らす。
舌が膣に挿し込まれ、ヌメヌメとナカを掻きまわすと、ぬめりとお酒が混ざり合い
ヒクヒクするたび、流れるのが分かる。

「どうだ?……下の口で飲む酒は?」
「どう、…って!アアッ!もぉ…やめっ…!」

逃げる腰を強く抱き込み、舌が執拗に舐める続ける。、
とろみを増して溢れたお酒を、音を立てて啜った。

「イっ…アァァーーー!!」

なんなの、これ――
身体が熱い。
特にアソコがジンジンして、自分のカラダじゃないみたい・・・・

「すげーことになるてるな………」
「っ・・」

船長が、ゴクッと唾を呑む。

「どこもかしこもピンクに染まって……。ここなんか真っ赤に膨れて、皮まで剥けちまってるぜ?」

船長が、ちゅ、と核を吸った瞬間――

「イッッ、アッああああああァッ!」

電流が走るほどの快感に、シーツを掴んで大きく背中を仰け反らせた。






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