第２話 半端に拘束された腕に、うまく力が入らない。 そうこうするうち、晴れ着の裾が大きく割られ。 慌てて閉じた膝裏を、 船長が背後から抱えあげた。 「や、なにしてっ……！」 ふわっと脚が宙を浮き、船長の足を跨ぐみたいにされてしまう。 船長が足を左右に開くと。 やだ・・・・この格好！ 割れた裾から、大股開きの太ももが、丸出しになる。 「船長ッッ放してッ…！恥ずかしいよッッ…！」 あと少しで、股まで見えちゃう・・・！ でも、どんなにヤダッって言っても、船長は私を放してくれない。 お腹に腕を回したまま。 「こんくらいで恥ずかしがっててどうするよぉ。 …これからもっと、恥ずかしいこと。するんだぜ？」 船長は笑って、背後から胸をまさぐり始める。 耳の後ろを舌で舐められ、晴れ着の下に大きな手が入ってくる。 勃ちあがる乳首を指の腹で転がしながら、反対の手で、さわさわと太ももを撫で回す。 「ん、や………！」 抵抗できない状態で、アゴを掴まれ口づけられると、ぎゅ、と足に力が入る。 そうこうするうち、手が内モモから、足の付け根へ…。 「っっ、だめえええええっ…！！！」 とっさに叫んで、ぎゅーーと固く、目を瞑った。 「…ん？」 「や、違うの、これは…っ！」 パッと、後ろに振り返る。 そこには、驚いた表情の、船長の顔。 「なぁ…こっちも下着をつけてねえってことか？」 私と目を合わせたまま、指で花びらを上下になぞる。 違う…。違うのこれは・・・っ！ 「や、だからこれはっ……！」 「なるほどな。……挿れてもらう気、満々ってわけか」 船長が意地悪な顔で、ニヤッと笑う。 「ちがっ……だって着物は…こういうもので……」 そう。 着物は下着をつけない物。 なのに。 「あーあ。濡れまくりだな？」 船長の指が愛液を塗り広げるよう、花びらの上で円を描く。 「それは…せんちょうが…っ！」 「おれがココを弄るからか？」 ぬち、と、指が、溝をなぞった。 「っ！」 それだけで力が抜けてしまう。 太ももを閉じようと抵抗するけど、船長の手に、こじ開けられてしまう。 「…んじゃ、遠慮なくいただくぜ？」 「え……」 急に真顔になった船長が、いきなり肩に噛みついた。 「ひ、あァァァァっ」 左手が乳房を鷲掴み、反対の手が、足の間に潜り込む。 指が茂みを掻き分けると、むき出しの核を弄り始めた。 「や…んん…っ」 身体を捩った勢いで、前のめりに倒れそうになり。 その隙に、ぬちゅ、と指が侵入してくる。 「あ…っ」 「お前のナカ。…熱いな…」 ゆっくり出し入れが始まると。 腰がヒクヒクと痙攣する。 「すげえ締めつけだ。気持ちいいか？」 「っ……そんなっ！」 「そんじゃ。・・・・もっと悦くしてやろうな？」 船長は、私の中から指を抜き、その手を核の方に移動させた。 「あああっっそこはッ！！！」 「いいぜ？もっと感じても…」 愛液まみれの指先で敏感な核をコリコリなぶられ 船長の腕を、ぎゅ、と掴む。 「あ、あっ…、だめっ！！」 唇を噛んでこらえてみても、ヒクヒクと腰が動いてしまう。 「ここイジられると…イチコロだな？」 「ッ…だってえええ…」 「あとで、舐めさせろよ？」 「っっ、そんなこと…っ」 耳元でエッチな事をいいながら、船長が熱い息を吹きかける。 別の指が、私の中に入ってきた。 「いァ、あッ！！！」 チュプ…チュプと音をたてながら、ゆっくり指を抜き差しされる 同時に核も一緒に攻められ。身体が勝手にプルプル震える。 かあっと、身体が熱くなって。 「…んなに締めて、イきそうか？」 私を胸に強く抱きこみ、船長は首にキスを落とす。 指のピストンが、速さを増して。 …もうイッちゃう…！ 瞬間。頭の中がバチン！と爆ぜて。 「あぁああぁッッ！！」 私は背中を仰け反らせ、ガクッと身体を弛緩させた… * 「よかったか？」 「……っ、」 後ろから顔をのぞき込まれ、かあああっと顔が熱くなる。 船長は私を両手で抱えあげ、立ち上がった。 「こんなモンで、根を上げるなよ？」 「……へ？」 「俺も興奮してきた。続きはベットだ。たっぷり可愛がってやる、」 や…っ！ これ以上したら…！ 暴れる私を抱えたまま、スタスタと船長が歩き出す。 ベットまで行くと、乱暴に私を放り投げた。 ※※ 2/5 |