「んんんっ…！」

足を開かせ、ひとおもいに突き立てた。
とろとろに蕩けた中は熱く、内壁は別の生き物みてえに、収縮して、絡みつく。

「やっぱいいな、…おまえのナカは……」

オレの胸にすっぽり収まる●●●の身体は、あまりに華奢で、壊れそうだ。
左手で乳房を撫で回し、腹の前に右手を回して
白い首筋にかぶりつく。

「あんっ…」

仰け反る首を舐めながら、尖る乳首を捻りあげると、ヒクン…と身体を震わせた。

「いいか？」

くねくねと、くねる肩に舌を這わせ、始めはじっくりとした抽送で
ゆっくりナカを掻き回す。
やがて秘所が、オレの形に慣れた頃 ――
膝の裏に腕を通して、片足だけを持ち上げた。

「アアッ…っ！」

腰を反るような姿勢にすると結合が深まり膣壁が捩れて、自身の摩擦が強くなる。

「痛いか？」

問うと●●●は１拍置いて「大丈夫」と、首を振った。
片足で立つ不安定なカラダは、オレの腕に支えられ、なんとか立ってる状態だ。
軽く引き寄せ、身を寄せた。

「なら、動くぞ」



「、ああっ！」

ズプっと突き挿れ、抉るように腰を動かす。
「あ！」と声が聞こえるものの、顔が見えないのが残念だ。

「、すげえいいな……」

足を抱えて腰を振り、最高に気持ちい中を味わう。
そのたびに快感が襲い、益々コイツにのめり込んでいく自分に気づく。
それは身体、か？…いや違う。
掴みどころのないコイツが、…どうしようもなく、愛おしい。

「……んうっ…奥…っん」

後ろからの激しいピストン運動に、●●●は木に爪を立てて、下唇を噛み締める。

「ああぁあ…そんなにしちゃ…やあ…っ！」

速く動いたり、ゆっくり動いたり…
快感を堪能するようリズムを刻む。

「太ももまで濡らして興奮するか？」

深く呑み込む結合部からは、ひっきりなしに蜜が溢れる。
指で掬って顔の前にかざしてやると、途端に●●●は眉をひそめた。

「こんなに濡れてるぜ？」

指先からは、女の香り。

「も…っ！せん…！」

ペロッと舐めると、●●●の顔が真っ赤に染まった。
膝を左右に割った股間から、直接唇で蜜をすすってるような気分になる。
悪くねェな……なんて事を思いながら。
耳に息を吹き込んだ。

「なァ…気持ちいって、言ってみろ」

唇を押しつけ、意地悪く言う。
当然●●●は言えないとばかり、ふるふると首を横に振る。
それならと、仕置きに噛んだ耳朶は…
焼けるように熱い。

「いやっ、耳、噛まないでっ！」

ぐちゅっと欲を押しつけると悲鳴のような声が上がる。

「気持ちいだろ？」

逃げる腰を、足ごと抱いて、抉るように腰を動かす。

「気持ちいよなァー？」
「あぁん、…もう、…いいっ！」

言い聞かせるようそう問えば、悦に浸る顔が歪む。
素直な返事に満足して。
水着の股に、スルっと指を滑り込ませた。

「…っひ！」
「ちゃんと言えた褒美をやる、」

膨れた突起をなぶりながら、弾くように腰を振る。
水着を着たまま…ってのが、卑猥でイイ。
いつも以上に締め付けられる感覚に、何も考えられなくなりそうだ。

「ねっ…そんなにしちゃ…いやっ！」
「こんなに濡れてんのにか？」

パンッパンッと激しく腰を振りながら、白い首筋に舌を這わす。
そのたびに、濡れた肉のぶつかる音が、ひっきりなしに高く響く。

「ンンッ…！だ、だめええええっ！！」

●●●は下唇を噛み締めたまま、おれの腕に爪を立てた。

拒絶の声は悪いが無視だ。
キスの雨をうなじに降らせ、腰の動きを、突上げる動きに変えてやる。
窄まる膣が、すげえイイ…
剥き出しの核を指で摘むと、呻き声をあげながら、いやいやをするように頭を振った。

「アア…ッッ船長、ホントに待ってッ！」
「あん？またイきそうか？」

●●●が、何度も気をやったのは、知っている。
突っ込んだまま腰を止めると蕩けた顔で振り向いた。

「…お願い…っ！そんなに…激しくしない…でっ！」
「イヤか？」
「…だ、って、…声が…でちゃ…」

顔を赤らめ訴える姿に、ゾクゾクした。
どうりで静かだと思ったが。そりゃそうだ。オレがそうしろと言ったんだ。
けど、こんな顔を見ちまったら
もっと喘がせてやりたくなるのが、常ってモンだろ？



「悪かったな」
「え……」
「んじゃ……ゆっくりヤってやろうな」

抱えた足を地面に降ろし、細い腰を引き寄せる。
腰を回すとピタリと合わさる結合部から、ヌチッヌチッと音がする。
前屈みにさせ、水着の中に手を入れた。

「…っあ」
「ここがいいだろ？」

肉芽を指の腹でなぶりながら汗をかいたうなじを舐める。
反対の手で、張りのある乳房を揉んでやるが。
呑み込ませた腰は、突き上げてやらない。

「あん……」

少しして、物足りなくなったらしい●●●が、僅かに腰を揺すり始めた。
自覚があるかは知らねえが。
木に寄りかかったまま、ゆっくりと欲望を出し入れしている。
いい眺めだ。

しかしオレは、腹の前に腕を回して、それを制した。


「ん…」
「なんだ、ゆっくりがいいんだろ？」

腰を強く押し付けると、ヒクンと震える。
切なげに●●●は振り向いた。

「……そうだけどぉー……」
「けど…？どうした？」

「ね……、動いて……！」


拗ねたようにせがむ●●●が、どうしようもなく、色っぽい。
いつの間にコイツ。こんなオンナになったんだ？

嗚呼、おれか。

顔を近づけ、カワイイ口を吸ってやる。
伸ばした舌をからませながら、深く口内を貪り合う。
ちゅ、と離して、にやりと笑う。

「なあに？」
「んじゃ…動いてやろうな」

腰を掴む手に力を込めると、●●●の背中がヒクンと揺れた。

「や…っ、…なに？！」

刹那、振り向いた顔に、にぃ〜〜と笑って。
思いっきり腰を振りたてた。

「ひあぁぁん！」

パンッパンッと、激しく腰を振りたてる。

「こうして欲しかったんだろ？ああン？」

耐え切れず●●●は、綺麗な背中を仰け反らせる。
逃げる腰を引き戻し、突いて突いて突きまくると、堰をきったようによがり始めた。

「ふあっ！だって…！あぁぁぁっん、だめええッッ！」

水着の布からはみ出た乳房が、たぷんたぷんと激しく揺れる。
それを背後から鷲掴んで、さらに激しく揺すり上げると、あられもない声を上げながら、淫らに体をくねらせる。
膣がせり上がってくる感覚に……こっちが悲鳴を上げそうだ。

「おい、ちょっと弛めろ…っ！」
「無理…っ、イ…ア、あぁっ！もう、ダメええっ…！」

仕掛けたのは、こっちだ、てのに……
●●●は木に爪を立てて、喘ぎ声を上げまくる。
こんなんじゃ、こっちがもたねえ…
膣口がすぼまり絶頂が近いと知らせていた。

「イかせてやるから、少し声、押さえてろ」
「！！！…い！あ…んんッ！！…できないっ！」

咽び泣く●●●が悲鳴のような声を上げる。
……さすがにマズイな、この声は。
静かな森に、甘美な声が響き渡る。


「●●●っ…こっち向けッッ！！」
「…んぅ！」

振り向いた口を口で塞ぎ、叩きつけるように腰を振った。
無理な体勢でキスをしながら、膝の裏に腕を通して、片足だけを持ち上げる。
ぐちゃぐちゃの結合部を指でさぐると、包皮の剥けた肉芽に触れた。

「いやあああっ、…そこ、ダメえええ…っ！」

逃げる腰を強く抱いて、壊さんばかりに突き上げる。
指の動きを強めてやると、深く呑み込む結合部から、いやらしい音がヌチャヌチャ響く。
根元まで自身を呑み込ませ、ぐるっと腰を回してやると、それが●●●の限界だった。

「いあああっ！　もぅ、だめえええ…！」

途端、絶頂を迎えた●●●は、悲鳴のような声をあげ。
直後、身体を弛緩させた。
膝から崩れる身体を、一旦自身を抜いて、正面をから抱きとめる。


「…大丈夫か？」
「ん…」

眼を開けた●●●は蕩けた顔で、コクンとうなずく。
その顔に、さらにおれは欲情した。

役目を果たしてない乱れた水着、目の周りを赤く染め、うっとりと俺を見つめる顔。

たまらず抱き寄せ、今度は正面から挿入しようかと、ヌルヌルになった自身を掴む。
イッたばかりで気だるい●●●は、息を荒げ、おれを見つめた。


「お願い…もう……」
「そりゃダメだ。オレはこの通り、まだイってねえからよ」

掴んだ自身をユラユラ揺らす。

「……でも…っ！！」
「でもとだっては、今はなしだ」
「―― んぅ」

頭を掴んで、噛み付くようなキスをする。
熱い舌を絡ませながら、木に背中を押しつけ、片足を抱えて、自身をナカに押し込んでいく。
難なく全部呑み込むと、しがみつく●●●の首筋に、噛みついた。

「きゃ…っ！…なに？」
「これは、何度も俺を妬かせた罰だ」
「ん…え？」

戸惑う●●●は、首を傾げる。
…まったく…とんだ水着だぜ。

「ま、いい。しっかり捕まってろ」

目を合わせ言い聞かせると、●●●は回した腕に力を込める。
わけが分からないと云った顔だが、反対の足も抱え上げた。

「やっ、な…にッッ？」

●●●の尻肉を両手で掴み、繋がったまま上下に揺する。

「今度は捕まってねェと、ホントに落とすぞ」

●●●は落ちないように、慌てて首にしがみついた。

「んんっ…やっ…深ぃぃぃ…っ！」

体重がかかって、結合がより、深くなる。
膨れた肉芽も同時に擦れ、より強い快感に、腰に足を巻きつけてくる。

「なァ…これ…日課にするか？いい筋トレになりそうだ」
「あぁぁっ…こんなのっ…身が、もたないぃぃっ…！」

ジュブジュブと下から奥を突上げながら、●●●の身体を上下に揺すった。
今まで以上の締め付けに、オレも腰を使って、甘美な刺激を貪る。
落ちてくるタイミングを狙って、根元まで自身を突き上げた。

「ああっっ！」

縋りつく●●●が切羽詰って、自ら唇を重ねてくる。
深く口付け、舌を吸いながら、腰のスライドを大きくしていく。

「あぁああん、…ほんとに、もうッ…！」

●●●の絶頂が近い事は、繋がる部分からも感じ取れる。
首をのけぞらせ喘ぐ白い喉元に、噛み付くようなキスをした。

「あと少しっ……我慢しろ…っ！」

おれも登り詰めようと、叩きつけるように腰を振る。
●●●の身体を上下に揺すり、パンッパンッと激しく腰を打ちつける。
腰を押し付け、内壁を擦ると●●●の身体が仰け反った。

「ああぁん！…せんちょ…ッッ！」

●●●が声を上げるたび、肉棒が締め上げられ、爆ぜそうになるのをひたすらこらえる。
いつまでもこうしていたいほどの快感だ。果ててしまうのがもったいない。
けど。そろそろおれも、限界だった。


「…おれも出そうだ…」

抱き上げる腕に、力が籠もり、腰の動きが早くなる。
●●●は泣きそうな顔で、しがみつく手に力を込める。
肌を吸い、奥深くを突きあげると、喘ぎながら身を離した。

「ああ、っ…ねっ…ナカはやめてッッ」
「ああ？いまさら何、言ってんだ？」

結合部を軸に叩きつけるように腰を振る。

「だって…アア…水着が…汚れ…ちゃう！！」
「んなモン…海行って…流してくりゃいいだろうが…つか、そろそろ出すぞっ！」

激しく腰を振りたてると、●●●は身を捩って
ナカはだめー！とか、わけのわかんねー声を張り上げる。
木に背中を押し付け、じゅぷじゅぷと激しい音を立てながら突き上げるスピードを速めてやると、二度と離すまいとするかのように、しがみついて、啜り泣く。
その内襞を、強く抉り、突き上げて、１番の締め付けが襲った瞬間。

「いああああ！いっ…くぅ、っ！」
「…っ…………！」

腰を押し付け、全部吐き出す快感に、背筋が震えた。
●●●はぐったりしたまま、おれの肩に頭を凭れる。

「…大丈夫か？」

汗で濡れた額にキスする。

「…んー…」

ぐったりしたまま、返ってきた返事に、ちょっと笑える。
腰を引いてズルっとモノを引き抜くと、抱えた足の間から、吐き出した白いものが、トロトロと砂に流れ落ちた。

「…ん？ 」
「どうしたよ」

途端、目を開けたかと思うと。

「…ああああああぁぁぁ！！」

●●●はオレと顔を見合わせ、いきなりほっぺたを、むぎゅーーっと摘んだ。

「イデデ」
「もぉーーー！あれほどダメって言ったのにぃーー！」
「あ？…って、オイっ！」

「降ろしてッ！」と暴れる身体を、トンと地面に降ろしてやる。
すぐに●●●は、水着の紐を締めなおし、情事の余韻に浸ることなく
ダッと、海岸に向け掛け出した。


「もう！船長のぉー、ぶぁーかーーっ！」

振り向きざま、こんな捨てゼリフを最後に残して。

そして走り去る背中を、参ったなァと、頭を掻いて眺めるおれ。

このギャップも、たまんねーんだよな。

萎えた自身を中にしまって、おれも海岸に向け歩き出した。









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