齋藤(……もうここまできたのか) 志摩「そうだよ、そろそろかなと思ってここで待ってたんだ」 齋藤「……え?!し、志摩……?!(なんで当たり前のように人の心読んでるんだ……)」 志摩「本当退屈な時間だったよ、齋藤を待ってる間。齋藤も俺に会いたくなってたんじゃない?」 齋藤「まあ……そうかもしれないのかな」 志摩「なにその言い方。はっきり言いなよ」 齋藤「……志摩がいなくて、志摩ってやっぱり口が上手いんだなって痛感したよ」 志摩「今更?というか、齋藤がただ単にコミニュケーション取るのが下手なだけだとも思うけど、改めてわかったんならそれでいいよ。それで?次はなんだっけ?」 齋藤「ふ、フリまで……」 志摩「いいからもうそれは、はい二位は誰なの?どーぞ、早く言って」 齋藤「お、俺です……!」ドドン 志摩「……やっぱ何回やっても下手だな」 齋藤(しみじみされてる……) ■投票項目:齋藤佑樹,仁科奎吾 『番外編でラブラブしてたの可愛かったです。』 齋藤「あ、ありがとうございます……!」 志摩「は?なに?齋藤まさか仁科先輩まで手出してるの?」 齋藤「ちがっ、その言い方……に、仁科先輩は優しくしてもらってるだけだから……っ」 志摩「ふーん、へえ、そうなんだ」 齋藤(初っ端心象が悪くなっていく……) ■投票項目:齋藤佑樹,志摩亮太,栫井平佑 『すぐ栫井に突っかかるけど齋藤が栫井を放っておけなくて構うせいで癇癪起こす志摩の構図が大好きです』 齋藤「なんだかんだ志摩と栫井って結構仲良いよね」 志摩「齋藤これちゃんと文脈読んだ?あとそれ本気で言ってるならデリカシーないどころじゃないけど?」 齋藤「志摩もよく喋るから楽しいのかと思って……」 志摩「俺のことわかった気でいるのもいい加減にしなよ、俺はあいつといるのが楽しいんじゃなくて齋藤といるのが楽しいだけだよ」 齋藤(突然デレたな……) 志摩「今ムカつくこと考えてるでしょ」 『好きな季節とよく聞く歌はどういう系統ですか?』 齋藤「季節はやっぱり春かな……暖かいし」 志摩「でも齋藤夏は溶けてるじゃん」 齋藤「まあ、暑すぎるのは少し苦手かもしれないかな」 志摩「苦手そうな顔してるもんね。それで?好きな曲は?……あっ、待って、俺当てていい?」 齋藤「え、いいけど……」 志摩「この前俺が教えたらおすすめのバンド」 齋藤「……、…………」 志摩「なんで無言で目反らしてんの?まさかあれから聞いてないの?」 齋藤「う、歌自体あんまり聞く暇なくて……ごめんね」 志摩「あーそう、もういい。知らない、もう齋藤には二度と俺の好きなもの教えてやらない」 齋藤(拗ねた……) 『クソ陰キャなのに髪色明るいのかわいい』 志摩「分かる」 齋藤(なんか分かり合ってる……) 志摩「というかなんでその色なの?俺は見つけやすくて助かるけどね」 齋藤「お、俺もここまで明るくなるとは思わなくて……で、でも、せっかくだったら明るい方が明るく見えるのかなって……やっぱり変かな……」 志摩「似合ってるからいいよ」 齋藤(許された……) 『今ハマってることは何ですか?』 齋藤「え、えーと……なんだろう……」 志摩「ここで悩んでる時点でないってことでしょ。齋藤もまたちゃんと趣味作ればいいのに」 齋藤「志摩は趣味とかあるの?」 志摩「あるよ。齋藤」 齋藤「……え?」 志摩「だから齋藤が俺の趣味だってこと。あ、なら齋藤も俺を趣味にしたらいいんじゃない?」 齋藤(何言ってるんだ……?) ■投票項目:齋藤佑樹,阿佐美詩織,栫井平佑,灘和真,江古田りゅう,御手洗安久 『個人的に癒やされるメンツを選びました!』 齋藤「ずっと考えてたんだよね、癒やされるってなんだろうって……」 志摩「間違いなく胃にストレス掛けるやつらばっかだね」 齋藤(自分が入ってないことに対して拗ねてる顔だな……) ■投票項目:齋藤佑樹,芳川知憲,阿賀松伊織,栫井平佑,壱畝遥香,志摩裕斗 『ゆうき君のわがまま聞いてあげてほしい攻セレクト…』 志摩「まあ俺は普段から齋藤のわがまま聞いてやってるから間に合ってるよ、それにこいつら皆齋藤の面倒見れる広い心ないでしょ」 齋藤「……」 志摩「なにその顔、言いたいことあるならちゃんといいなよ」 齋藤「確かに、なんだかんだ志摩は俺のわがまま聞いてくれるよなって思ってさ」 志摩「……はあ?今それ気づくの?……遅すぎ、やり直し」 齋藤「やり直し……?!」 ■投項目:齋藤佑樹,縁方人 『縁さんのセクハラにゲンナリ嫌嫌する齋藤君の反応が大好きなのでこれからもいっぱいセクハラされて欲しいです』 齋藤「嫌です……」 志摩「そうだよ、齋藤が嫌がってるところを見て喜ぶなんて正直人としてどうかと思うよ。あとなんであの人なの?俺でも良くない?」 齋藤(もうめちゃくちゃだ……) ■投票項目:齋藤佑樹,御手洗安久 『2人で食べ歩きして欲しいです』 齋藤「……安久は美味しいもの食べるときだけはほんの少し、まだ可愛げがあるからね」 志摩「食べ歩きしたいなら俺とでも良くない?やんで安久なの?俺も食べ歩き嫌いじゃないよ、あと可愛げなら俺の方があるし」 齋藤「(始まった……)でも志摩、人が食べてるののカロリーとか気にするよね」 志摩「そりゃそうでしょ」 齋藤(開き直った) 『やることなすこと全部裏目にでて、結果多くの男達を狂わせてるのが最悪すぎて可愛い…😭』 志摩「本当それ、齋藤のせいでめちゃくちゃだよ」 齋藤「ご、ごめんなさい……」 志摩「でもまあ、めちゃくちゃにしてくれたお陰であいつらの面も汚せたんだもんね。……正直、俺は齋藤のそういうところだいっ嫌いで大好きだよ」 齋藤「……はは、志摩くらいだよ。そう言ってくれるの」 『√Cでも頑張れ齋藤くん!!!齋藤両親は冷たい無関心なイメージが何となくあったので、√βで驚きました...齋藤父上が気になります』 齋藤「あ、ありがとうございます……っ!……えと 、俺の父さんですか」 志摩「そういや学園祭のときも来なかったよね、齋藤のお父さん興味あるな。齋藤に似てるの?」 齋藤「いや、俺は母親似だって……でも性格はどうなんだろう、母さんの方が強くて、毎回父さんが宥めてたイメージがあるな」 志摩「へえ、なんだか俺と齋藤みたいだね」 齋藤「え……?」 志摩「……ねえ、本気で嫌そうな顔するのやめてくれる?俺も傷つくことくらいあるんだからね」 齋藤「ご、ごめん……」 ■投票項目:齋藤佑樹,十勝直秀 『仲良しな2人が好きです!』 志摩「なんで十勝のやつ齋藤気に入ってんの?どうせ顔でしょ、女釣りの餌にするつもりだよあいつ」 齋藤(人のこと言えるのか……) 齋藤「でも、確かに十勝君は一緒にいて楽しいし友達って感じだよね……?」 志摩「なにそれ、俺は友達じゃないって言ってる?」 齋藤「い、言ってない、言ってないから……っ!」 『齋藤クン🥰メリークリスマス🎅🎄齋藤クン😍の、一番🥇、欲しい🎁プレゼント🎁は何カナ』 齋藤「わ……」 志摩「なんか方人さんみたいな人きたな」 齋藤「(ちょっと思ったけども……)えと、プレゼント……ほしいもの……一人の時間ですかね……?」 志摩「それ遠回しに俺のこと邪魔だって言ってない?言ってるよね?」 齋藤「い、言ってない、言ってないからさっきのことも忘れて……!」 『教えたがり十勝君×知りたがり齋藤君めちゃくちゃ可愛くて好きです…!』 志摩「俺だって齋藤から聞かれたらなんでも教えてあげるけどね」 齋藤(対抗してきた……) ■投票項目:齋藤佑樹,阿賀松伊織,縁方人,志摩裕斗 『齋藤を取り合ってほしいですが、裕斗圧勝で縁惨敗、後方腕組み彼氏面阿賀松の図が浮かびます』 志摩「齋藤の意思全部殺す面子ばっかじゃん」 齋藤「し、志摩オブラート……!」 志摩「因みに参考までに聞くけど齋藤はこの三人の中だったら誰選ぶの?」 齋藤「阿賀松に媚を売っておけば縁に対抗できるからそこは抑えておきたいけど、裕斗先輩は動向が読めなさ過ぎて怖いので手元に置いておきたい」 志摩「それでこそ俺の齋藤」 齋藤「志摩のものではないよ」 ■投票項目:齋藤佑樹,壱畝遥香 『齋藤に逆レされて欲しい…』 志摩「……」 齋藤(急に無言になった……) 志摩「齋藤が他の男と寝るの死ぬほど腹立つけど壱畝のやつが悔しがってるところは見たい……」 齋藤「……本当志摩っていい性格してるね」 ■投票項目:齋藤佑樹,灘和真 『この2人で幸せになる世界線も見てみたいです』 志摩「ないよ、じゃあね」 齋藤「志摩っ!」 志摩「怒らないでよ、俺は齋藤の代わりに答えてあげただけなのに」 齋藤「確かに二人は難しいかもしれないけど、灘君にはいつもお世話になってるし幸せになってほしいとは思ってるよ」 志摩「無理でしょ、あいつすぐ死に急ぐし」 齋藤「俺達も人のこと言えないよ」 志摩「……それもそっか」 ■投票項目:齋藤佑樹,縁方人 『倫理観0の犯罪者に好かれる気弱被害者CP最高です大好きです……がんばれ!齋藤君(の尊厳)!』 齋藤「まあ、俺の尊厳なんてあってないようなものだし……」 志摩「齋藤の目からハイライトが……まあでも大丈夫だよ、方人さんよりは齋藤の方が価値あるから。俺にとってはね」 齋藤(慰められてるはずなのに慰められた気がしないな……) ■投票項目:齋藤佑樹,栫井平佑 『この2人の甘酸っぱい感じ、好きです…』 志摩「俺は嫌いだよ、じゃあね」 齋藤「し、志摩、勝手に読んで俺よりも先にコメントして終わらせないで……!」 志摩「他になに言うの?なにか言いたいことでもあるわけ?」 齋藤「(既にちょっと怒ってるし……)か、栫井は確かに素直じゃないからねって言おうと思ったんだよ」 志摩「俺は素直だけど?」 齋藤(そこで張り合うのか……) ■投票項目:齋藤佑樹,灘和真,御手洗安久 『この三人でわちゃわちゃして欲しいです』 志摩「絶対問題起きるじゃん」 齋藤「志摩もそう思う……?」 志摩「安久を縛り付けて灘和真を気絶させればいいかもしれないけどね」 齋藤「なんの話ししてるの……?」 志摩「俺と齋藤がゆっくり遊ぶための方法」 齋藤(めちゃくちゃだ……) ■投票項目:齋藤佑樹,芳川知憲,栫井平佑 『どの√でもこの3人全員が幸せになってる未来が全く見えなくて好きです』 志摩「確かにこの三人が幸せは無理だろうね。まず三人とも幸せになろうとしてないでしょ。あの眼鏡に限っては自分のことしか考えてないし」 齋藤「……志摩ってたまに鋭いことを言うよね」 志摩「たまには余計だよ。でも、齋藤は大丈夫だよ。俺が協力してあげるんだから」 齋藤(心強いな……) ■投票項目:齋藤佑樹,芳川知憲,阿賀松伊織,栫井平佑,縁方人,志摩裕斗 『齋藤くんとやる時しっちゃかめっちゃかのぐっちゃぐちゃに犯してくれるから、見ててとんでもなく滾る』 志摩「だってよ齋藤」 齋藤「な、なんでこういうときだけ俺にコメント譲るの……!?」 志摩「元はと言えば齋藤宛じゃん。俺はああいう性欲猿みたいなやつら見てると吐き気するんだけどね」 齋藤(どの口で……) 志摩「なんか言った?」むぎゅ 齋藤「いっへないれふ……」 ■投票項目:齋藤佑樹,志摩裕斗 『圧倒的光属性ブリーダーの鑑!大好きです!齋藤が可愛い顔して幸せそうにはにかんでいる姿は、裕斗以外では想像出来ません!齋藤を甘やかしてあげて下さい!』 志摩「別に何ってわけじゃないけど無性にムカついてきた」 齋藤「正直こうなることはわかってたから誤魔化さなくていいよ」 志摩「志摩は俺といるときだって可愛いし……いや、あんま可愛げはないけどでも、ほら笑うよ?見たことないからそんなこと言うんじゃない?今だって幸せそうに笑ってるよ」 齋藤「はは……」 志摩「愛想笑いやめろ」 ■投票項目:齋藤佑樹,芳川知憲,栫井平佑 『不眠症神経質被害妄想3人衆(めちゃくちゃ不名誉…)大好きです』 志摩「他の二人は興味ないけど、齋藤も結構メンタルにきやすいもんね。……ま、齋藤の場合は外的要因が大半だから原因潰してやるのが安眠のためだろうと思うけど」 齋藤「でも、最近はぐっすり眠れてる気がするよ」 志摩「それ、疲れるまで毎晩セックスしてるからとか言わないよね」 齋藤「…………まさか」 志摩「待って、なに今の間」 『√βの完結ありがとうございました…!迷いに迷って結局齋藤…改めて読み直したんですが、天国か地獄かどちらになるのかは齋藤次第なんですよね。すごく振り回されてるようで、全員振り回してるのって結局齋藤なんだな…愛おしい…と思って一票です。』 齋藤「あ、ありがとうございます……」 志摩「まあ俺は最初から齋藤がそういうやつだとわかってたけどね」 齋藤(なんのマウントだ……) 志摩「なんなら一番齋藤に振り回されて迷惑被ってるの俺だしね」 齋藤(それは……そうだな) ■投票項目:齋藤佑樹,阿賀松伊織,灘和真,志摩裕斗 『ねっとりアホほどしつこいエッチして欲しいです。。。』 志摩「そういうのが好きなら俺に言いなよ」 齋藤「す、好きじゃないよ!か、勝手に書かれてるだけで……」 志摩「しかもなんでクソ兄貴の名前が入ってんのもムカついてきた、俺の名前がないのになに?は?」 齋藤「……まあまあ」 志摩「誤魔化し方下手くそなのやめろ」 『前回も言った気がしますが、齋藤君のおしっこが飲みたいからです!』 齋藤「だ、駄目です……身体壊しますので……!」 志摩「体壊さなかったらいいの?」 齋藤「え……?」 志摩「ねえ、体壊さなかったら飲ませてもいいって思ってるの?」 齋藤「え、ちょっと志摩きッ……怖いよ、落ち着いて……」 齋藤「ということで、二位は俺です……っ!たくさんのコメントありがとうございました」 志摩「念の為聞いておくけど最後の質問あれでよかったの?」 齋藤「の、ノーコメントで……」 |