齋藤(はあ……嫌だ、この扉を開けたくない……嫌だ、帰りたい……でも終わらないと帰れない。やるしかないのか……ええい!)
齋藤「し、失礼します……」ガチャ
阿賀松「遅え、待ちくたびれただろ」
齋藤「す、すみません……」
阿賀松「んで?」
齋藤「え、えと……四位おめでとうございます……」
阿賀松「…………」
齋藤(な、なんだこの間……殺されるのか……?)
阿賀松「ま、あいつより上ならいいか。んじゃやるんだろ?いつもの。ほらさっさと座れよ」
齋藤「(よ、よかった、機嫌がいい方の阿賀松だ……)……じゃあ失礼します」
阿賀松「あ?遠すぎだろ。もっとこっちこい」
齋藤「は、はい……(帰りたい……)」


『ゆうき君とセックス以外でしたい事はなんですか?』

阿賀松「いい質問じゃねえか。色々あるぞ」
齋藤(いい予感がまったくしない……紐無しバンジーさせられるかもしれない……)
阿賀松「けどまあ、一番は髪も服も身体も全部俺好みに作り変えてやりてえな」
齋藤(ひ……)


■投票項目:芳川知憲,阿賀松伊織,栫井平佑,縁方人
『心身ともに健やかにすくすく育った、本来のこの人達を見てみたいです』

阿賀松「おい、この中に俺入れてんじゃねえよ。心身健全だろうが」
齋藤(絶対突っ込まないぞ……)
阿賀松「けどま、他のやつらも大して変わんねえだろ。あいつら性根が元から腐ってるからな」
齋藤(ブーメランだ……)
阿賀松「ユウキ君、お前さっきから何か言いたげじゃねえか。……どうした?」
齋藤「い、いえ!なんでもないです……!」


『齋藤くんとセッ中に、名前を他攻めと呼び間違えられた時の反応が気になります。』

齋藤(恐れてた質問が……)
阿賀松「さぁ?……どうすっかな。ユウキ君、お前はどうしてほしい?」
齋藤「ひ、……え、いや……その……」
阿賀松「あ?悪いのはお前で反省すべきやつもお前だろ?自分で決めろよそんくらい」
齋藤「っ、……し、躾け直してほしいです……」
阿賀松「じゃ、そういうことだな。二度と間違えねえようにしてやるよ」
齋藤(殺してくれ……)


『赤面、青ざめ、発情、殺意鬼高、の齋藤がいます。あなたの好きなand嫌いな齋藤は?』

阿賀松「ユウキ君は顔だけはいいからなぁ?全部捨てがたいが、ま、やっぱ一番は泣いてるユウキ君だな」
齋藤「あ、ぁ……ありがとうございます……」
阿賀松「ま、お前のそういう思ってもねえこと口にするところは殴りてえくらい気に入らねえけど」
齋藤「……ッ、……ッ」
阿賀松「冗談に決まってんだよ、……んなに震えんな」
齋藤「は……っ、はひ……」


『他攻めのせいで泣いている齋藤を見つけたら、どうしますか?』

阿賀松「あー、泣かせたやつも泣かせてやるか」
齋藤「……ッ、……」
阿賀松「ってのは冗談だけど、面白くねえからもっかいユウキ君泣かせとくか」
齋藤(面白いってなんだ……?)


『好きな季節とよく聞く歌はどういう系統ですか?』

阿賀松「夏。最近はコンポラジャズだな」
齋藤「こん……ぽら……?」
阿賀松「最新の感じに合わせたやつって意味だな。ま、今度聞かせてやる」
齋藤(阿賀松が楽しそうだ……)


『すき』

阿賀松「悪くねえな。そういうシンプルなの、嫌いじゃねえよ」
齋藤(笑顔怖……)
阿賀松「でもお前は少しは妬けよ」
齋藤「すびばぜん……」


■投票項目:齋藤佑樹,芳川知憲,阿賀松伊織,栫井平佑,壱畝遥香,志摩裕斗
『ゆうき君のわがまま聞いてあげてほしい攻セレクト…』

阿賀松「言っとくが俺はこの中じゃ聞いてやってる方だろうが」
齋藤「はい……仰る通りです……」
阿賀松「気持ちが篭もってねえ」
齋藤(そんな……)


『登場人物が増えても、やっぱり阿賀松先輩が何時までも一番好きです!佑樹君と出会ってくださった奇跡を噛み締めつつ、投票させていただきます!』

齋藤(サクラ票か……?)
阿賀松「いい心掛けじゃねえか、人の見る目ってのは大事だからなあ?……なあ、ユウキ君」
齋藤「は、はいっ!」
阿賀松「テメェも爪の垢飲ませてもらえ」
齋藤「は、はい……」ギチギチギチ


『DV最高』

齋藤(こんな恐怖の四字熟語あるのか……)
阿賀松「人聞き悪いぞ。これは躾だからな」
齋藤「はい……ありがとうございます……」


■投票項目:齋藤佑樹,阿賀松伊織,縁方人,志摩裕斗
『齋藤を取り合ってほしいですが、裕斗圧勝で縁惨敗、後方腕組み彼氏面阿賀松の図が浮かびます』

阿賀松「ははっ!良いなぁ、方人の野郎が悔しがってんのは見てみてえな」
齋藤(笑ってる……)
阿賀松「けどまあ、ユウキ君に裕斗は手に負えねえだろ。ま、あいつにもくれてやるつもりはねえけどな」
齋藤(全然嬉しくないな……)
阿賀松「おい、少しは嬉しそうな顔しろ」
齋藤「は、はい……」


『外見中身性格まんまドタイプです』

阿賀松「おう、これからもその調子で審美眼養ってけ」
齋藤(趣味悪いな……)
阿賀松「ユウキ君聞こえてんぞ」
齋藤「っ?!」


■投票項目:阿賀松伊織,志摩裕斗
『対照的なようで似ている2人ですね!阿賀松が健全に育っていたら裕斗のように、裕斗が不健全に育っていたら阿賀松のようになっていたのかな〜と思います。意外と根は人間味も情もある阿賀松、ない裕斗という印象です。』

阿賀松「よくわかってんじゃねえか、意外とは余計だが……裕斗に対する印象は間違ってねえな。あと俺は健全だから心配すんなよ」
齋藤(人間味も情もあるか……?)
阿賀松「ユウキ君、お前が黙ってるとき大体俺の悪口言ってんだろ」
齋藤「そ、そんなことはないです……!」
阿賀松「都合悪いときだけは反応がいいよなぁ?」
齋藤「ご、ごめんなひゃい……」ギチギチ


■阿賀投票項目:阿賀松伊織,志摩裕斗
『この2人に挟まれてアワアワしている齋藤を見たいです!!』

阿賀松「ああ?呼ぶか?あいつ」
齋藤「え?裕斗先輩を……?」
阿賀松「あからさまに嬉しそうな顔してんじゃねえよ」
齋藤「ご、ごめんなさい……」


『殴られたいです!』

齋藤(大変だ……)
阿賀松「仕方ねえなぁ、じゃあ面出せよ」
齋藤「だ、だめです!な、殴るなら俺を……!」
阿賀松「ああ?……お前もしょうがねえやつだな」
齋藤「へぶっ……(ほ、本当に殴られた……)」


『齋藤くんとやる時しっちゃかめっちゃかのぐっちゃぐちゃに犯してくれるから、見ててとんでもなく滾る』

阿賀松「変態がよ、全くいい趣味してんな」
齋藤(似たもの同士……)


『ねっとりアホほどしつこいエッチして欲しいです。。。』

阿賀松「連休取って邪魔入んねえ別荘にでも篭もってやるか」
齋藤「え゛……?!」
阿賀松「冗談のつもりだったが気ィ変わった。今夜からやるか」
齋藤(殺される)


『最高に鬼かわいい』

阿賀松「だろ?今のうちに媚びとけよ、もっと可愛くなっからな」
齋藤(どこまでが冗談か分からない……怖……)


『人はボコボコ殴るのに動物には優しいギャップにやられました』

阿賀松「動物は誰かさんみたいに誤魔化したり嘘吐かねえからな」
齋藤「はい……」


『周りへの影響力が魅力的です!』

阿賀松「ったく、現金な野郎だな。嫌いじゃねえけどな」
齋藤(悪影響しかないけどな……)
阿賀松「おい」
齋藤「ご、ごめんなさいなんでもないです……っ!」


『オラオラグイグイしてて受けの気持ちをあまり考えず突き進むドSなところが好きです!!!更新いつも楽しみにしております!』

齋藤(これは概ね同意できるな)
阿賀松「威勢がいいじゃねえか、悪くねえ。……けどま、モノの気持ちなんか考えなくていいだろ」
齋藤(とうとう無機物扱いされた……)


齋藤「えと……というわけで四位、阿賀松先輩です……っ!」
阿賀松「割と悪くねえ時間だったな。……けどユウキ君、お前進行役年々下手くそになってんな。今度から俺がつくか?」
齋藤「え゛、い、いいです!そんなお手を煩わせるわけには……っ!」
阿賀松「んじゃもっとトーク力磨いとけ。できなかったらケツ叩き1000発な」
齋藤「(死ぬ……!)べ、勉強しておきます……!」
阿賀松「言ったな?……ま、楽しみにしてんぜ」