齋藤(もう折り返しか……。あと少しだし頑張るぞ……!えと、次は……)
灘「どうも」
齋藤「ひっ!!……って、灘君!」
灘「そろそろ来る頃かと思って待たせていただきました」
齋藤「あ、ご、ごめんね遅れて……」
灘「問題ありません。丁度ドリンクも切れていたためその用意してるところでしたので」
齋藤(満喫してる……)

齋藤「と言うことで……五位、灘君です……っ!」
灘「ありがとうございます」
齋藤「……」
灘「……」
齋藤「えと、他にコメントとかは……」
灘「感無量です」
齋藤(そんな無表情で……)
齋藤「じゃ、じゃあそういうことで……コメント読みに移ろっか」
灘「もぐ……よろしくお願いします」
齋藤(早速食べてる……)


『齋藤くんとセッ中に、名前を他攻めと呼び間違えられた時の反応が気になります』

灘「このセッ中というのは性行為時の別称という認識でよろしいでしょうか」
齋藤「そ、そうだね……」
灘「呼び間違えは誰にでもあることだと思います。そもそも何故自分と齋藤君が肉体関係にある前提の話で進んでいるのでしょうか」
齋藤「な、灘君そこまで深堀しなくていいよ……っ!」
灘「ですが……」
齋藤「つ、次に行こうね」


『一番好きな虫はなんですか!』

灘「グンタイアリですね」
齋藤「あ、名前は聞いたことあるかも」
灘「そんな齋藤君のような方にも分かりやすいようにグンタイアリの生体についてまとめてきました。まずはグンタイアリの組織力についてです」
齋藤(ふ、フリップ……?!まず……?!)


『他攻めのせいで泣いている齋藤を見つけたら、どうしますか?』

灘「一先ず話を聞きます。その後の判断は理由次第ですね」
齋藤「灘君って優しいよね」
灘「そうでしょうか」
齋藤(他に比べたらだけど……)


『好きな季節とよく聞く歌はどういう系統ですか?』

灘「好きな季節は冬でしょうか」
齋藤「そうなんだ。確かに寒さに強そうだもんね」
灘「そうですね。曲は意識して聞くことはありません」
齋藤「好きな曲とかもないの?」
灘「ええ、特には。……実家に住んでいたときは祖父が演歌や歌謡曲を好んでいたので耳にすることはありましたが、十勝君の話してる音楽についてはまったく分かりません」
齋藤「ああ……」


■投票項目:齋藤佑樹,阿佐美詩織,栫井平佑,灘和真,江古田りゅう,御手洗安久
『個人的に癒やされるメンツを選びました!』

灘「ありがとうございます」
齋藤(どういう感情なんだろう)


■投票項目:栫井平佑,灘和真
『二人のやり取りがめっちゃ好き』

灘「そうですか」
齋藤「な、灘君、なにかエピソードとかはないの……?」
灘「栫井君から口止めされている話しかありませんがそれでよかったら」
栫井『よくねえよっ!』
齋藤(扉の外から栫井の声が聞こえてくる……)


■投票項目:灘和真,縁方人,仁科奎吾
『この三人の絡み好きなんです』

灘「そうですか」
齋藤「灘君……」
灘「仁科先輩はたまに自分もお世話になっているのでその気持ちは分かります」
齋藤(縁について触れないな……)


■投票項目:齋藤佑樹,灘和真
『この2人で幸せになる世界線も見てみたいです』

灘「自分も同意見です」
齋藤「えっ?」
灘「君のことを幸せにしたいと思うときは多々あります」
齋藤「な、灘君って……普通にそういうこと言うよね」
灘「何か問題でもありましたか」
齋藤「ないよ、ないけどね(心臓に悪いな……)」


『なんかすき』

灘「ありがとうございます」
齋藤「灘君、もっとこう……文字数多めに反応してもらって」
灘「俺も好きですよ」
齋藤「そ、そこまで言えとは言ってないよ……っ!!」


『めげない栫井くんが好きです』

灘「ありがとうございます。会長にもよく褒めていただきます、お前は変なところでしつこいと」
齋藤(それは褒められてるのかな……)


■投票項目:齋藤佑樹,志摩亮太,灘和真
『特に大好きな三人です!』

灘「ありがとうございます。……何故か志摩君には警戒されているようですが」
齋藤(まあ志摩は誰にでもあんな感じだしな)
灘「この間新しい罠を試したのがまずかったのでしょうか」
齋藤「罠……?」


■投票項目:齋藤佑樹,灘和真,御手洗安久
『この三人でわちゃわちゃして欲しいです』

齋藤「そういえば、灘君と安久って知り合いなんだっけ?」
灘「中等部の頃はよく十勝君交えて三人で一緒になることが多かったですね」
齋藤「なんだか想像できないな」
灘「よく十勝君と喧嘩してましたが」
齋藤「それは想像できるな」


『√αで完全に落ちましたTT』

灘「そうですか、ありがとうございます」
齋藤「灘君、もう一声……っ!」
灘「受け止めた方がいいですか」
齋藤「そ、そういう意味じゃないと思う……」


『好き!!!!』

灘「ありがとうございます!!!!」
齋藤「?!」
灘「では次に行きましょうか」
齋藤(しかも切り替えが早い)


『灘くん大好きです……!灘くんは齋藤くんのことをどう思ってるのかめちゃめちゃ気になります……!』

灘「少なくとも自分は齋藤君のことをいい友人だと思ってます」
齋藤「な、灘君……」
灘「齋藤君がどう思っているかは分かりませんが」
齋藤「お、俺も灘君のこと……と、友達だと思ってるよ……!」
灘「そうですか。では次に行きましょうか」
齋藤(く、クールだ……)


『ねっとりアホほどしつこいエッチして欲しいです。。。』

灘「なるほど」
齋藤「こ、このコメントはじっくり読まなくていいよ……っ!」
灘「ですが……」
齋藤「つ、次!次に行こう!」
灘「分かりました、この件は一旦預からせていただきます」
齋藤「預からなくていいから……!」


『可愛くて、かっこよくて大好きです!』

灘「ありがとうございます」
齋藤「灘君的には可愛いって嬉しいの?」
灘「特になにもありませんが、客観的なイメージとして参考にさせていただいます」
齋藤(参考……?)


齋藤「……ということで五位、灘君でした……!」パチパチ
灘「ありがとうございます」
齋藤「灘君、最後までクールだね」
灘「ふぁんさ……というのを十勝君に教えてもらったのですが、自分には難しいようでした」
齋藤「ファンサ?!……因みにどういうの?」
灘「これです」
齋藤(下手くそウインクだ……しかも見えないやつだ……)
灘「次回までには物にしてみせます」
齋藤「そ、そっか……頑張ってね」