齋藤(ついにこの日がやってきてしまった……当たり前のように十勝君に進行役押し付けられたけど、今年は料理も豪華だし空腹が満たされれば多少皆も棘がなくなるかな……) 志摩「齋藤サラッと人を動物扱いするよね」 齋藤「うわ!し、志摩……心読まないでよ……あと志摩出番まだ先だから……」 志摩「わかってるよ、だからこうして勇気付けにきてやったんでしょ?」 齋藤(まあ本人が満足してるならいいか) 志摩「じゃあさっさとここ終わらせようか。そして、俺の部屋までちゃんと来るんだよ。いい?一人で来るんだからね、俺ワイプで見てるから嘘とか通用しないから」 齋藤(帰っていく……本当に様子見にきただけだった……) 齋藤「え、えと……気を取り直して10位以下の皆さんへの質疑応答に移ろうと思います」 天国地獄人気投票結果発表 『好きな季節とよく聞く歌はどういう系統ですか?』 【後輩組】 江古田「え……これ全員分聞くんですか……? 面倒だから無しでいいんじゃ……」 齋藤「え、江古田君……そんなこと言い出したら本末転倒だからね……?」 江古田「……はあ、仕方ないですね。……僕は秋です。曲は……煩いのは嫌いです」 櫻田「好きなもの聞かれてるのに嫌いなもの言うやつが居るかよ。あ、俺はロック!好きな季節は夏!つーか冬が嫌い!」 江古田「……」 齋藤(江古田君がお前も言ってんじゃないかって顔してる……) 【同い年組】 十勝「夏!EDMもバンドのも好きだけどやっぱテンション上がるやつがいいよなー!」 安久「お前、一年生の女装馬鹿とまんま趣味同じじゃん」 齋藤「あ、安久……(それは思ったけど……)」 十勝「んだよ、案外いい趣味してんな。てか安久、お前音楽とか聞くのかよ?」 安久「はあ?聞くに決まってるだろ!僕を馬鹿にするのも大概にしろ!」 十勝「とか言って、疎そうだもんな。あ、もしかしてアイドル系とか?!」 安久「ちが……っ、お前好き勝手いうな!僕が好むのはやっぱり古典クラシックだね、聞いてて落ち着くし」 十勝「へー、オススメの指揮者とかいるのか?」 安久「う、や、やめろ!お前みたいなマニアみたいな楽しみ方はしてないんだよ!……齋藤佑樹、お前も生暖かい目をするな!」 十勝「因みにこいつの好きな季節は秋だな。理由は飯がうめーから!」 安久「お前が勝手に答えるな!」 齋藤(仲良いな……) 【連理&五味】 齋藤「えと、それじゃあ好きな音楽と好きな季節を……」 連理「はーい!じゃあアタシからね!えーっと、好きな音楽は可愛いのがいいわよね。あとラブソング!失恋ソングは聞いてて悲しくなるから嫌だわ……。あと好きな季節はやっぱり春かしら?」 齋藤「あ、連理先輩みたいですね……」 五味「おい嘘吐くな、好きな曲はデスメタルだろ。あとハードコア」 齋藤「え」 連理「そ……ッ!それは昔の話じゃないのー!もうやだ、佑ちゃんびっくりしてるじゃない!」 齋藤「む、昔ですか……」 連理「そうよ、若気の至りというかその……って武蔵ちゃんも言いなさいよ!」 五味「俺は別に特に拘りはねえな。聞きたいもの聞くし。あと好きな季節は夏と秋」 齋藤「なるほど……」 連理「びっくりするほど普通のことしか言わないわね」 五味「俺にオチを求めないでくれ」 【仁科&志木村&八木】 仁科(なんだこの組み合わせ……) 志木村「僕はオルタナティブが好きというかとても興味深いと思いますね。他と一線を駕する独自のバンドやグループの特色が色濃く出た音楽に出会う瞬間というのは美術館で運命の出会いをしたようなそんな気分なれます」 齋藤「な、なるほど……」 八木「長えよ、もうこいつに話させんな」 仁科「ま、まあまあ落ち着けって……。俺はまあ、やっぱ流行ってるやつは取り敢えず聞くって感じだな」 志木村「その中でも好きなものとか気になるバンドとかできるものではないんですか?」 仁科「う……そうだな、でもそんなに一番好きかって言われると悩むんだよなあ」 八木「優柔不断なところは変わらないな。俺は海外のロックバンドが多いな。」 志木村「八木君英語分かるんですか?」 八木「ああ?喧嘩売ってんのか?」 齋藤「あわわ……」 仁科「お、おいやめろって……好きな季節の話しようぜ」 志木村「仁科君は秋ですね。優柔不断なので」 仁科「偏見の塊すぎないか?!合ってるけど……」 齋藤(合ってるのか……) 八木「志木村は冬だろ。血液型はAB」 志木村「あれあれ?八木君血液型占い信じるタイプなんですか?因みに僕の好きな季節は春夏秋冬です」 八木「うっぜえ……」 齋藤(あわわ……) 仁科「あ、じゃあ八木、お前の好きな季節は夏だな……!」 八木「残念、春だ」 仁科「もうお前らが分かんねえよ……」 齋藤佑樹,阿佐美詩織,栫井平佑,灘和真,江古田りゅう,御手洗安久 『個人的に癒やされるメンツを選びました!』 江古田「……癒やしって言葉の意味分かってますか……?」 齋藤(それは思ったけども) 阿佐美「まあ、感じ方は人それぞれだからね……安久が選ばれたのは大分謎だけど」 安久「僕からしてみたらお前が選ばれてることの方が謎なんだけど?」 齋藤「詩織は癒やし枠だろ」 安久「な、なんだよ急にこいつ」 齋藤佑樹,御手洗安久 『2人で食べ歩きして欲しいです』 安久「齋藤佑樹の奢りなら考えてやらないでもないけどな!」 齋藤「俺にも選ぶ権利はあると思うんだよね……いたた!じょ、冗談だって……」 齋藤佑樹,灘和真,御手洗安久 『この三人でわちゃわちゃして欲しいです』 安久「やだよ」 灘「御手洗君の『やだよ』は満更でもないと同義語なので問題ありません」 安久「勝手に僕の解析をするな!!」 齋藤「灘君、もしかしてこれも満更でもないってこと……?」 安久「お前も乗るな、灘和真お前も無言でこくりじゃないんだよ!!」 栫井平佑,灘和真,櫻田洋介,縁方人 『櫻田さんがまた出て来た為に一票!!!』 櫻田「お、いい心がけだな!あとちゃんと芳川会長にも一票いれとけ?いいな?」 齋藤「ふ、不正はやめなよ……い、痛い!ほっぺた抓らないで……!」 阿佐美詩織,壱畝遥香 『阿佐美の最期でもう駄目でした……😭ドウシテ…ドウシテ……(でもより一層好きになっちゃいました)壱畝くんの不憫っぷり好きです。』 阿佐美「……ゆうき君、これについてコメントした方がいいのかな?」 齋藤「し、詩織に任せるよ……」 壱畝「この空気で俺を添え物にするのやめろ」 阿佐美詩織 『不憫すぎて好き、絶対幸せになれなさそうなところが好きです!!』 阿佐美「……世の中には色んな人がいるからね、否定するのはよくないと思うよ」 齋藤(あわわ……) 阿賀松「は!残念だったな、こいつは俺が責任取って幸せにしてやるからそこで指咥えて見とけよ」 齋藤(詩織の不憫属性が加速していく……) 阿佐美詩織 『斎藤とほわほわしてる阿左美が大好きなのと、√βからガッツリ攻めとしての可能性も不可能ではないのではないかという期待を持って阿左美を選びました。』 阿佐美「そ、それは……期待しないで……本当に……っていうかゆうき君近いよ……!」 齋藤「ご、ごめん……詩織に元気出してもらおうと思ってポジティブな話題を読もうと思って……」 阿佐美「き、気持ちだけでいいよ?……あ、あと……こういう話はなるべく俺は二人のときがいいなって思うんだけど……」 縁「え、それってまさか……?!」 阿佐美「今まさにこれとか」 齋藤「ご、ごめんね……」 齋藤佑樹,仁科奎吾 『番外編でラブラブしてたの可愛かったです。』 仁科「ラ゛……ッ」 齋藤「……(ちら)」 仁科「……頼む、その目で見ないでくれ」 齋藤(真っ赤だ……) 齋藤佑樹,芳川知憲,十勝直秀 『「齋藤がいない世界」大好きです。会長verも見てみたいです!』 阿賀松「最高の世界だな」 十勝「元よりお前が居なかったら余計な揉め事も起きずに済んだんだけどな」 阿賀松「相変わらず減らねえ口だな?言っておくが、俺が居なかったとしても俺と同じこと考えてる別のやつが枠だけだぞ。あいつがそういう人間だからな」 十勝「何も知らねえくせによく言うよ」 阿賀松「そりゃそっくりそのまま返してやる、クソガキ」 十勝・阿賀松「……」 齋藤(俺、この空気の中進行しなきゃいけないのか……?) 齋藤佑樹,十勝直秀 『仲良しな2人が好きです!』 齋藤「な、仲良し……」 十勝「大正解!俺達同じクラスだったら絶対もっと楽しかったと思うんだよなぁー」 齋藤「十勝君が同じクラスだったら……(絶対志摩と揉めそうだな)」 十勝「代わりに亮太留年させるか」 志摩「俺は生贄なの?」 齋藤佑樹,十勝直秀 『教えたがり十勝君×知りたがり齋藤君めちゃくちゃ可愛くて好きです…!』 十勝「もしかして俺達相性めっちゃよくね?」 齋藤「でも確かに十勝君って教え方も上手だし、話してて楽しくなるんだよね」 十勝「ゆ、佑樹ーー!!」 栫井「転がすのが上手いのと転がされるのが上手いの間違いだろ」 十勝「妬いてんじゃねーよバーカ!」 栫井「……チッ」 齋藤(舌打ちだけして帰っていった……) 灘和真,縁方人,仁科奎吾 『この三人の絡み好きなんです』 縁「異物混入してない?大丈夫?」 灘「この場合の異物というのは先輩のことで間違いないでしょうか」 縁「うわ、出たよ。聞いた?奎吾。俺後輩から異物扱いされてるんだけど」 仁科「多分、異物は俺すね……」 縁「そんなことないだろ、奎吾はもっと自信持てって!」 灘「そうですね、仁科先輩と自分は同じ生徒会のメンバーでもありますので」 縁「じゃあ異物は俺ってこと……?」 齋藤(これで終わりかな……?なにかちょこちょこ他の部屋で待機してるはずの人が当たり前のように加わってたけど、まあいいか) |