五条「ようやくここまで来たなって感じだな!いやー長かった、朝イチで始めたはずなのに気付いたらもう夕方だからな。ほら見ろよ尾張、カラスが鳴いてるぞ!」

尾張「この部屋時計ないから気にはなってたけど、やっぱり大分経つもんだな。……じゃあ終わるまでには夜になってたりしてな」

五条「全然ありそうなんだよな。念の為一度休憩挟んで軽食でも食おうかとさっきデリバリー頼んだんだよな」

尾張「へえ、気が利くな。丁度腹減ってきてたんだよな〜」

五条「だろだろ?見直した?俺のこともっと褒めてくれてもいいんだぜ、っと……はーい」

政岡「……おう、待たせたな」

尾張「政岡?!」

五条「って会長様?!ななななんで会長様が……」

政岡「配達頼んだろ。だから持ってきてやったんだよこの俺が直々にな」

五条「いやいやいや、流石にこのタイミングでくるのはどうかと……」

政岡「俺が良いって言ってんだから良いんだよ。……それよりも五条、ちょっとこっち来い」

五条「ええ……なんすか……」


尾張(五条が政岡に引っ張られて外へ出ていってしまった……まあいいや、休憩っつってたし水分補給でもしとくか)

尾張(なんか外でめっちゃ揉めてるんだけど……というか政岡の恫喝声が聞こえてくる)

バンッ

政岡「ま……待たせたな、尾張」

尾張「いや別に待ってねーけど……あれ?五条は?」

政岡「あいつならなんか急に腹痛くなったから帰ったぞ」

尾張「……は?えっ?今?」

政岡「……だから、あいつの代わりに……おっ、俺が……その、一緒にいてやるっつーか……」

尾張「五条の代わりにって……政岡MCとか出来んのかよ……ってか、次は確か……」

政岡「あーもう、良いんだよ余計なことは気にしなくて。……ここから先は俺とお前でやるって言ってんだから」

尾張(不安しかねえな……)

政岡「つーわけで、十分休憩後再開させっぞ。ほら、その……お前の好きそうなの用意してきたから、食おうぜ」

尾張(……まあ、いっか)


〜10分後〜

政岡「じゃあとっとと始めていくか。……五条の野郎、カンペはどこに……っとこれだな?」

尾張「待て待て待て!……流石にMCは俺がやるから、貸せって」

政岡「ん……?そ……そうか?なら頼む」

尾張「はいよ。……じゃあ第4位だな。まあ言わなくても分かるだろ。……第4位、政岡零児。アンタのことだな」

政岡「……」

尾張(無言かよ……まあプライド高そうな政岡のことだ、一位じゃないのが気に食わねえんだろうな)

政岡(やべえ……名前呼ばれるの、いいな……)


『最高にかわいいです。思いっきり尾張君に甘やかされて幸せになってほしい』

政岡「甘やかされるとか何言ってんだ?!俺は別に甘やかされてーなんて思ったこと……」

尾張「政岡、あーんしてやろうか」

政岡「あ゛ぁ?!」

尾張「なーんて冗談……」

政岡「あ……あーん……」

尾張(すげえ待ってる)


『一度はやっぱりこの三人でのプレイが…見たいです…!!はじめくんは死屍累々としそうですがぜひどちらが気持ちいいのか対決など…!!!!>尾張、岩片、政岡』
『最終的には、H対決で(笑)。みなさん自信があると思いますのでww』

政岡「冗談じゃねえ!あんなクソ野郎となんで俺が……いやでもこの際ハッキリどっちがこいつを幸せにできるか白黒させておくべきか……いや何言ってんだ、俺はあんなやつとはちげえし、んな真似できっかよ……!バカか俺!」

尾張「お、おい……政岡、どうかしたのか?」

政岡「べ……別になんでもねえよ!……つ、つーか……お前は興味あるのかよ、こういうの」

尾張「……いや俺に聞くなよ、普通にねえから」

政岡(あ、やべえ……尾張のやつ、耳まですげえ真っ赤になってる……可愛い……けどすげえ目逸らされた……ぜってぇ嫌われたやつだ……俺の馬鹿……何聞いてんだよ……)


『政岡大好きです!良い思いをさせてあげて下さい!笑』
『いちゃらぶ岩片ハジメくんも見たいし、政岡ハジメくんも見たい…政岡はもうちょっといい思いさせてあげてほしい…』
『一途で乙女っぽくて誰よりも健気に見える政岡会長とっても可愛くて大好きなので、少し報われて欲しいです(笑)』
『元くん頑張って抵抗してね!いじめられてるの見るのも好きだけどほのぼのもあるといいね!』
『ハジメくんと岩片が早くちゃんとくっつけと思う反面、政岡も報われて欲しいと思う…』

政岡「おっ!いい事言うじゃねえか……ここ最近ろくなことねーからな」

尾張「良い思いっつってもな……例えばなんだけど、政岡はどういうのが良いんだ?」

政岡「は、え……そうだな……こうしてるだけでもわりと良い思いではあるけどな」

尾張「それだけでいいのか?」

政岡「……それ以上でもいいのか?」

尾張「えっ?!いや、MCやって目立つ以上ってことは……やっぱり生中継再開とか……?俺の権限でできんのかな……」

政岡「あ〜〜そうだな、やっぱやめよ。このままでいいわ(クッソ〜〜〜〜一ミリも伝わんねえクソクソ芋引いてんじゃねえよ俺の馬鹿野郎…………)」


『はじめくんとのえっちが見たい!!』
『会長とはじめくんの会長暴走えっちが見たいです!』
『どんな風に元くんとsexのか楽しみ〜〜♪』

政岡(これは直球で『尾張、こういう意見があるだけどどうだ?』と冗談ぽく持ちかけるべきなのかそれとも『見れるわけねーだろバーカアホ』と一蹴すべきなのかどっちなんだ?!)

尾張(政岡がとんでもねえ質問カードめっちゃ睨んでんだけど……怖……)

政岡「おっ、尾張……どうだ?」

尾張「どうもこうもないな」

政岡「だよな!どうもこうもないよな!はい次行くぞオラァ!!」


『やはり会長とはじめくんです!ifでもいいので恋人同士になった2人をみてみたいです♪』

政岡「お前はさぁ〜〜んだよてめぇはよぉ〜〜言ってくれんじゃねえの〜〜!!」

尾張「すげえ顔になってるぞ政岡」

政岡「俺と尾張、ぜってぇ相性いいと思うんだけど……もし、もしもの話な、尾張がお……女だったらどうだ?俺とか……」

尾張「そもそも男子校に転校してこねえだろうから出会うことすらなかっただろうな」

政岡「あ、そ……そうだな……そうだよな……はは……」


『純真ではなくとも純朴純粋な政岡に当て馬になってもらい、やっぱりハジメ君には岩片、たまに平凡に振り回される尾張くんがみたいぃぃ、、です (*´∀`)♪』

政岡「テメェコラ俺が当て馬だと?!あぁ?!しかもあんのクソモジャと尾張をくっつけるとかどんな思考してやがんだ?!つーか俺は純真だろうがよ喧嘩売ってんのか?!」

尾張「落ち着けって政岡!お前の沸点謎すぎだから!」


『横暴俺様キャラかと思いきや、キスで固まっちゃう純情なところがあって、まっすぐな政岡が好きです〜』

政岡「な……」

尾張「確かにそうだよな。お前キスとか慣れてそうじゃん、まさかあんなな反応するなんて……政岡?」

政岡「……それ以上掘り返すのまじでやめてくれ……死にそうになる」

尾張(照れるところがまじで謎だ……)


『好きな子が、たくさんの人と関係していても、許せちゃう方ですか?過去は気にならないタイプですか?』

政岡「過去は過去、今は今だ!……って思ってたんだけど、正直……割り切れねえな。昔の相手が相手だと余計ムカつくし、正直んなこと気にする自分が一番ダサくて嫌なんだよ……でも今まで付き合った相手の誰よりも俺のこと好きってんならいいけど、やっぱなかったことになんかできるわけねーってか……俺思ったより心狭いんだろうな」

尾張「少女漫画のヒロインみたいな葛藤してんだなお前も」

政岡「くっ……(誰のせいだと思ってんだこの〜〜!!!鈍感!!!お前のことだよ!!!好きだ!!)」


『みなさんの、好きな子のタイプを教えて♪』
『好みのタイプは?』

政岡「タイプとかねえよ。好きになったやつがタイプになるって感じだな」

尾張「じゃあセフレを探すときに見るポイントは?」

政岡「胸、声、尻、あと後腐れね〜奴!……って何言わせんだよ?!」

尾張「だろうと思った。お前本当わかりやすいもんな」

政岡「クソっ、どの口で……っ、じゃあ今俺の好きなタイプ分かるか?……俺のことわかりやすいっていうくらい理解できてんだろ?」

尾張「……あー、年上で大人しくて華奢な可愛いタイプだな」

政岡「お前わざとだろ?!なあおいコラ!!」


『恋愛経験豊富そうな政岡会長なのに何故か尾張には振り回されてる様子がヘタレっぽくて可愛いのでもっと見たいです…!』

尾張「確かに恋愛経験多そうだよな〜」

政岡「なんだよ……別に俺の話はいいだろ」

尾張「なんでそうやって人のことは聞くくせに自分のことは隠すんだよ」

政岡「隠すっつーか……別に言うほどのことはねえよ。全部終わった話だし、それに……」

尾張「それに?」

政岡「ろくな思い出がねえから恋愛にカウントしたくねえ」

尾張「あー納得」


『ずばり!みなさんに、好きな体位とかシチュエーションを聞いてみたいです!ハジメ君はどうされるのが好みですか?強引?無理やり?それとも優しく抱かれるのが好きですか?一番感じるところとかハジメ君に聞いてみたいです。』

政岡「尾張の前でなんつー質問してくんだ?!」

尾張「別に答えていいよ、俺はその手の質問で今更引かないから」

政岡「(なんの拷問だよ……)……基本バックだけど、好きなやつとするときは正常位とか顔見れる体位のがすげー燃える」

尾張「……あー、そんな感じするな」

政岡「なんだよそれ……(自分から誘っておいて微妙照れてんじゃね〜〜ピュアかよ!!なんなんだよ!!こっちもクソ恥ずかしくなってきたわ!!)」


『いつも不憫な貴方が好きです(笑)岩片の所に行こうとするハジメ君をとめた時は良くやったぞ!!!!これからに期待して一票をば』

政岡「……」

尾張「お、おい……どうした……?」

政岡「ここ最近まともに誰かに認められなかったから不意打ちで心臓にキた……」

尾張「政岡…………」


『好きです(///∇///)』
『好きです!』
『ハジメ君を甘やかしてくれる政岡が好き!略奪愛期待してます。』

政岡「おい、『大』をつけ忘れてんぞ。大好きです、だろ?」

尾張「おお……久し振りのクソ偉そうな政岡だ……!」

政岡「お前な……全然褒めてねえからなそれ」


『皆のヤンデレとかダークな部分を見てみたいです(*^^*)独占欲は強い方ですか??』

尾張「……すげー強そう」

政岡「言いながら距離開けんじゃねえよ!……別に俺はふつーだろ、つうかお前が独占欲なさすぎるんだよ」

尾張「俺?そうか?人並みにあると思うけどな」

政岡「……あ、やっぱこの話やめるか。自分で言っててすげー悲しいことに気付いた」


『元くんたくさん抱かれてどんどんエッチに仕込まれてね』

政岡「テメェ尾張をなんつー目で見てやがんだ?!尾張はなぁ、尾張はそういうのじゃねえんだよ!!」

尾張「さっきまで3Pしてどっちが気持ちいいか白黒云々言ってたやつが言うセリフかよ」

政岡「うグッ!」


『初期はゲスなところもあったけど、最近は熱血純情馬鹿な感じの政岡がハジメ君と結ばれるところがみたいです〜。色んな男に抱かれちゃったハジメ君の身体に、政岡はどんな反応するのか、どんな抱き方するのか気になります!!』

政岡「な……抱き……ッぐぉ……この…………ッ馬鹿は余計だバーカッ!!」

尾張「散々唸って出たのがそれかよ……」


『政岡が好きすぎて辛いので、ぜひハジメを優しく甘やかしてあげて欲しいです(えっちで)』 

政岡(え……えっちでってなんだ……えっちで甘やかしてくれる尾張……?は?なんだそれ……おかしいだろ……そんなの射精しすぎて死ぬわ……アホかこんな場でなんつーこと言いやがんだ……!想像して勃起したわ!!)

尾張「……エッチで甘やかすってどういうこと言うんだろうな」

政岡(はあ?!なな、ななになに言ってんだ尾張?!お前の口からえっちだなんて、んな品のねえこと……うっ!クソ、収まれ、堪えろ俺、見つかったら今度こそ嫌われるぞ……落ち着け、能義の変顔思い出せ……彩乃の寝顔を思い出すんだ……バカ神楽のAV女優の顔真似を呼び起こせ……!!そしてクールになるんだ俺……!!尾張が質問してくれてんだ……!!冷静になれよ、ここで間違えたら死ぬぞ……!!)

政岡「やっぱり中出しオーケーってことだろ」

尾張「うわ、散々悩んでそれかよ」

政岡(さよなら)


『夏休みの宿題終わった?』

政岡「あんなもんやるわけねーだろ」

尾張「やるもんだろ」

政岡「……うぐ、一応ざっとだけやったからいいんだよ」

尾張「……本当か?今やるわけねーだろとか言ってたけど」

政岡「……中身チラ見したから」

尾張「宿題の意味わかるか?」


『思いっきり青春している(デート)2人が見てみたいです!ガンバレ、政岡www』

政岡「俺も見てえよ(キレ気味)」

尾張「何?デートしたいのか?……別に言ってくれりゃ無理な内容じゃなけりゃ付き合うのに」

政岡「はわ?!はへ、えへ、うそ、いいのか?!」

尾張「一応岩片に聞いてみて休みの日開けれたらな」

政岡「やっぱ先にあいつ潰すべきだな」


『不本意ながらドロドロに愛されて体が言うこと聞かない、みたいな違ったシチュも楽しみです』

政岡「俺は尾張にそんな不純なそういうあれはねえから、今まであのクソ野郎岩片に振り回されてた分清く正しく美しく自由な尾張を見てたいってかそんな性欲の塊みたいなんな感情持ってねえし……」

尾張「政岡さん鼻血出てんだけど」


『ハジメ君をすごく好きになってしまったきっかけは?どういうところが特に好きですか?応援してます!』

政岡「おい、ここから先はオフレコだからな……あいつはすげえ器用そうに見えてすっげえ不器用なんだ。おまけに他人にばかり尽くして自分のことも後回しにする……そういういじらしさってのが見えてからはなんつーか……ほっとけないってか、すげえ幸せにしてあげたいってか……我慢する必要なんかねーってことを教えてやりたいんだよ、俺は。けど、弱さばかりじゃなくて俺にも突っかかってくるような強かさもすげーかわいいし、なんか……もう全部好き……あと顔がかっこよくてかわいい……声も好き……なんつーかなんだろうな、すげー好きなんだよ、あいつのこと知れば知るほどわけわかんねーくらいあいつのことどんどん好きになってく……」

尾張(政岡が部屋の済でずっと一人ニコニコしながらカメラに向かってブツブツ話してる……怖……)


『非処女のはじめ君ってどうですか?神楽さんにはこっそり!』

政岡「だー!!クソッ!!嫌なこと思い出させんじゃねえよ!!最悪の気分に決まってんだろうがっ!!」

尾張「おわっ?!いきなりキレんじゃねーよ、なんの質問が来てんだよ」

政岡「お、お前には関係ねえよ!つーか近えから!覗き込むんじゃねえ!!」

尾張(怒ったり照れたり忙しいやつだな……)


『好きな子と一緒にお風呂に入ったらどこから洗ってあげたいですか?』

政岡「……頭?」

尾張「お前人の髪洗うの下手そうだよな。めっちゃ水耳に入りそう」

政岡「んだと?んなの、失敗しねーようにちゃんと練習するんだならいいんだよ!」

尾張「お前の練習台になるやついるのかよ」

政岡「……最悪俺自身が練習台になる」

尾張(それは練習じゃねえただの洗髪だ……)


『不幸体質のハジメちゃん。本命候補と先生は、デロデロに甘やかしてあげて欲しい!』

政岡「んだよ……たまにはまともな投書も来てんじゃねえか……!!おい尾張、見たかよこれ。たまには先輩らしくお前を甘やかさせてやるよ」

尾張「甘やかさせてって言われてもな……」

政岡「なあ、なあ……なんかないのか?」

尾張「えぇ〜?……うーん……そうだな、じゃあ……お兄ちゃん?……とか?……うわ、自分で言って寒気来たわ……って政岡?政岡?!おい大丈夫か?!どうした突然倒れて!!」


『ばかな子ほど可愛いというのは本当ですね!』

政岡「誰が馬鹿だ馬鹿って言った方が馬鹿なんだよバーーーーカ!!」

尾張(そこでムキになるからまたからかわれるんだよなぁ…………)


『見ているとドキッとしたりキュンとしちゃう仕草ってありますか?』
『攻め様から見て、はじめ君の可愛いところを教えて欲しいです。』
『顔を含めて、ハジメ君の身体で、魅力的なところ、好きなところってどこですか?』

政岡「……言い出したらキリがねえんだけど」

尾張「お前常にドキドキしてそうだな」

政岡「……そーだよ、悪かったな」

尾張「いや悪くはねえけど大変そうだな……」

政岡(誰のせいだと思ってんだこの鈍感が……!!!なんで他人事なんだよ!!)


『ハジメ君は、政岡の「好きだ!」攻撃をかわせるのかな???』

政岡「んなに馬鹿みてーに好き好き言ってねえよ!」

尾張「いやお前結構口にも出るし顔にも出るからな」

政岡「んぅえ……?!」

尾張(そういうところだよ)


『ハジメくんの機嫌を取ろうと行動した中で手応えがあったものがあったら教えてください。なければ、意外と反応悪かったなぁって失敗談でも良いです。ハジメくんにそんなことしたことないなって人は好きな飲み物教えてください。(ハジメくんは対岩片で回答お願いします。)』

政岡「尾張は……やっぱ飯食うときが一番ニコニコしてるよな」

尾張「人を食いしん坊キャラみたいに言うのやめろよ」

政岡「だってそうだろ。……お前と飯食ってんのを向かいの席で見るのが一番好きだわ」

尾張「…………お前……そういうのはサラッと言うんだな」

政岡「って、いや、変な意味じゃねーからな?!好きなんだけど、そーいう好きっていうか、あの……………………好きだ」

尾張「わ、わかった、わかったから次!次行くぞ!」


『一人でするときのおかずは何ですか?』

政岡「ゴブホッ!!」

尾張「うわ!いきなり噴き出すなよ!」

政岡「なんつー投書だよ…………んなこと言えるかよ!」

尾張「政岡がこの手の話題で恥じらうのって珍しいな。どうやら言えないようなことらしいな。……因みに動画派?静止画派?」

政岡「……んなの見ねえよ」

尾張「えっ?もしかして妄想派?」

政岡「……………」

尾張「いや逆に無言は生々しいから!」


『元君がある日突然ショタ(中身もショタ)になっていたら、みんなはどういう風に接しますか??』

政岡「ぜってー可愛いだろそんなん……」

尾張「かわ……っ、まあ、でも、確かに政岡は子供の相手とか得意そうだよな」

政岡「いやガキは嫌いだわ。うるせぇし疲れ知らずだからな、昔近所のチビに捕まって遊び相手にさせられてたからもうガキは勘弁……っていいたいところだけど、小さい尾張はふつーに遊びてえな……玩具好きなだけ買ってやりてぇ……」

尾張(こいつ全部声に出てんの気づいてねーのかな)


『とにかくハジメくんの色仕掛けが見てみたいです!!特に政岡と五条をメロメロにして欲しいです笑』

政岡「そういうのはあまりよくねえと思うんだよな俺はよ!!」

尾張(声でけえ)

政岡「……尾張にはもう少し自分を大事にしてほしいし」

尾張「じゃあ政岡には色仕掛けは利かないのか……」

政岡「けど五条とかその辺の野郎にするくらいなら俺にしろ、いいか?俺だけにするんだ、わかったか尾張?」

尾張「お、おう……」


『頑張れ会長!押せ押せどんどん!!』
『きゅん(///∇///)ってする!会長頑張っ!!』
『会長ー!!負けるな〜(*≧∀≦*)』 

政岡「おう分かってるじゃねえか、誰が一番こいつのことを考えてやってるのかをよぉ!見る目あるぜお前ら!!」

尾張「……」

政岡「あ?なんだよ変な顔して……」

尾張「や、そこは照れないんだなと思って……」

政岡「……………………あ」


『少女漫画的胸キュンを、たくさんください!!』
『この2人が好き!はじめちゃんには政岡にときめいて欲しい』
『時々くる少女漫画的トキメキが、たまりません♪』

政岡「しょ、少女漫画って……俺がか?!」

尾張「まあ確かに政岡少女漫画好きそうだよな」

政岡「いやそこかよ?!……まあ好きだけどな」

尾張「好きなのかよ」

政岡(言われてみれば少女漫画読んでるときのもどかしすぎて心臓がぎゅってなる感覚と尾張と岩片の野郎のことを考えてるときの苛つき似てるような……?)

尾張(少女漫画呼んでる政岡……自分で言っておいてなんだけどすげえ絵面だな)


『この2人に同時に責められるハジメくんが見てみたいです!>尾張、政岡、五十嵐』

政岡「俺はこいつに非道い真似はしたくねえと思ってる」

尾張「ま、政岡……」

政岡「よって却下だ!……あいつと尾張を一緒にさせられるかよ、鬼か?!確かに遊ぶ分には趣味合うけどなぁ……あいつに尾張を触らせられるかよ……!!」

尾張(五十嵐……あいつさてはろくなことしてねえな……)


『元くんと1日過ごすなら?』

政岡「あぁ……?待てよ、一日……一日だけなのか?……睡眠時間とかも含めると24時間自由ってわけじゃねえのか……?……そうだな……」

尾張「すげー真剣に考えるんだな」

政岡「……そりゃそうだろ、お前とやりたいことなんて多すぎて絞れねえし……」

尾張「……そ、そーかよ」


『嫌いな人を教えてください(●^o^●)』

政岡「風紀の野郎一択だったが今はダントツ岩片の野郎だな!あいつが一番虫唾が走る!」

尾張「またそんなことばっかり言って……岩片に絡まれても知らねーぞ」

政岡「あぁ?いいんだよあんなやつ。……つーか寧ろ俺といるのにあいつのことを心配する尾張のが俺は気に食わねえんだけど」

尾張「おい、政岡……」

政岡「悪いけど俺は嫌いなやつのことを好きだなんて言えるほど出来た人間じゃねえらしいからな。……いい加減分かれよ」


『何が好きになるきっかけだったのか事細かに聞きたいですねぇ』

政岡「……あいつ、キスするときに目を伏せるんだよな。その時の表情がすげえ綺麗で一瞬わけわかんなくなって……って何言わせてんだコラ!!!言えるわけねーだろんなこと!!!」


『もし、はじめ君とデートするなら。デートプランを教えてwそれを聞いて、はじめ君は、どっちのプランがいいか教えて!はじめ君は、好きな人とどう言うデートしたいのかな?』

政岡「……というわけで、フリップを用意してきたぜ(ドン)」

尾張(手が込んでる)

政岡「まず起きて飯。そんでそっから俺のバイクで海の見える道を通って都内の遊園地へ行く。んで遊ぶ。しこたま遊ぶ。腹減ったら夜景のきれいなレストランで食事。そのあと夜景の見える観覧車に乗り感想を言い合う。ここで『今日一日付き合ってくれたお礼に』と指輪をプレゼントする………………最強じゃね?!」

能義「30点。遊ぶかロマンチストに傾倒するかどっちかにしてください」

五十嵐「25点。……まずお前向かう途中で事故るだろ」

神楽「0点。指輪て(笑)」

政岡「うるせぇお前ら帰れ!!!!!!!!!」

尾張(というかどこから入ってきたんだよ)


『生徒会室に監禁されて一週間くらい媚薬とか玩具とかでドロドロになるまで犯され続けてほしい』

政岡「洒落になんねえからやめろ…特に能義の野郎が興奮しそうだからマジでやめろ…!!尾張じゃなけりゃいいんだよ、そうだよ俺はそういうのが大好きだけどな……尾張はだめだ……!!」


『みんなの入れ替わりネタとか見てみたいです・・・!』

政岡「誰と入れ替わってもろくなのいねえんだけど?」

尾張「能義辺りと入れ替わったら面白そうじゃないか?」

政岡「それこそ悪夢じゃねえかよ……あいつが俺の体で何するかと考えただけでゾッとしねえよ……」


『みんなに先越され、会長がかわいそうな気がします。あっ、でも、ハジメ君の男との初チューは、会長さんですか?!』

尾張「……そーだよ」

政岡「!!……わ、悪かった……その……責任は取るから……」

尾張「いやむしろ奪ったのは俺だからな?責任取るのは俺の方だろそれなら」

政岡(尾張に責任を取ってもらうだと……?!)

尾張「お前はいつでも楽しそうだな?」


『残念な会長の恋を見守りたい。五十嵐くんの鬼畜さも好きです。』

政岡「んな恥ずかしいこと言ってんじゃ…………って誰が残念だコラ!!」

尾張「おお……ノリツッコミ」


『超絶美形な???岩片さん、素顔さらしたら、生徒会に狙われないですか??』

政岡「あぁ?!おぞましいこと言ってんじゃねえよ。俺にだって選ぶ権利はあるし、あんなクソ野郎こっちから願い下げだっつの……だーっ!クソ!考えただけでサブイボ立ってきた!!」

尾張(……なんかホッとしたけど、俺がホッすんのおかしくね?)


『はじめ君としたい事は何ですか?』

政岡「……色々」

尾張「またさっきも同じようなこと言ってたけど漠然とし過ぎなんだよ。具体的には?」

政岡「……えー、そうだな……じゃあ、映画とか……?」

尾張「映画?それくらいなら別に……」

政岡「俺のオススメ泣ける恋愛映画百選を尾張と見て尾張の感想を直接聞きたい」

尾張(思ったよりガッツリだ〜〜〜)


『趣味はなんですか?(´・ω・`)』

政岡「趣味ィ〜〜??考えたことねえな……」

尾張「なんの予定もないとき何やってんだ?」

政岡「神楽と満喫で少女漫画読みまくったり、五十嵐とツーリング行ったり、能義に付き合わされて最近はジム行って時間潰したり、双子の買い物に付き合ったりか……??」

尾張「すげー仲良しかよあんたら」


『ゲームは好き?もしRPGの世界に行ったらどんなジョブに就く?』

政岡「勇者ってのもなんかなぁ、カッコイイやつでつえーのっていえば……何かあるか?」

尾張「……カッコイイ……剣士……とか?……あんまこの手のやつはわかんねえけど勇者が一番カッコイイっつーか最強な感じするけど」

政岡「じゃあ勇者で」

尾張「いいのかそれで?!」


『ハジメ君とのキスシーン、攻め様とても気持ちよさそうに見えます。ハジメ君の唇の感触、感想を、知ってる方は教えてほしいです。』

政岡「んなの言わねえし教えるかよ」

尾張(ベラベラ喋るタイプかと思ってたけど案外口が堅いのか……?)

政岡「……これは俺の墓まで持っていくからな」

尾張「それもそれでなんか嫌だわ……さっさと忘れてくれ」

政岡「な……!忘れるかよ、人の唇をあんなに情熱的に奪っておいて……」

尾張「わかった、わかったから何も言うな!」


『はじめくんのどこにムラムラ来ますか?』

政岡「……後ろから見たとき項とか首筋とか腰とか細くてすげえ……ムラっとする。いや、俺はあいつのことをそういう目でいつも見てるわけじゃねえし強いて言うならだからな!……無防備すぎんだよな、背後が……やべえだろあれ……」

尾張「なんの話だ?」

政岡「のわっ?!なんでもねえ、なんでもねえから!つーかお前トイレ早すぎんだろ……!!」

尾張「えーと、なになに……」

政岡「もうこれは終わったんだからいいんだよ……!!終わり!!はい、この話題終わり!!」


尾張「……っと、今ので最後か?誰かさんが隠そうとするせいで歯切れ悪いけど、まーいいか」

政岡「……そんなに気になるのかよ」

尾張「まあそりゃ隠されればな……って、おい、ちょっと何、近……っ政岡、ストップ!」

政岡「はぁ……クソッ……お前のそういうところ、まじでずるいだろ……反則すぎ……っ!」

尾張「おい、まさ……」

ガチャッ

五十嵐「邪魔するぞ」

政岡「まじで邪魔だよ!!」

尾張「五十嵐……?!」

五十嵐「政岡、時間切れだ。……お前がいるとグダグダ余計に長引くからさっさと出ていけ」

政岡「お前生徒会長に向かってなんつー口の利き方を……っておい!それは俺の自室の机の鍵付き引き出しの中にしまってたポエム帳じゃねえか!!!なんでお前がそれを持ってんだよ!!!」

尾張(ポエム帳ってなんだよ)

五十嵐「これを公の場で晒されたくなければさっさと退室しろ。……『天気は晴れ、だけど何故か俺の心は……』」

政岡「のわーっ!!!!読むな!!読み上げるな!!!わかったから返せこの野郎〜!!!」

尾張(……普通にそっちも気になるんだけど)